最近は、実況三昧。
スポーツアナウンサー冥利に尽きる
数か月を送っています。
さて先日5月2日、Bリーグ「三遠×横浜」
の中継をしました。
共に1部リーグ残留を目指す
今季、終盤戦の戦いです。
そして注目が三遠ネオフェニックスの大口真洋選手。
今季限りで引退を表明している
フェニックス一筋20年目のレジェンドです。
私もbjリーグ時代から約10年間、
取材をさせて頂きました。
終了直前に登場し、ファンからは、
シュート、ディフェンス、パス、
プレー1つ1つに歓声が上がっていました。
この試合が実業団時代から慣れ親しんだ
ホーム・豊橋市総合体育館でのラストマッチ。
得点こそなりませんが、終了後、
アウェー横浜のファンも含めて
惜しみない拍手が送られている場面は、
勝敗を超えた"スポーツの魅力"を
改めて感じずにはいられませんでした。
試合後の記者室では...
最後まで笑顔の絶えない様子。
これも彼ならではです。
自らを"おじさんの星"と
公言してきた42歳。
今後は大学の指導者として
第二の人生を歩みます。
もう大口選手の実況をする事は叶いませんが、
私は二足のわらじを履いた
"スポーツディレクター"でもありますので
企画制作で大口さんの生き様を
追っていきたいと思っています。