テレしずの各部署を紹介していく『テレしずのお仕事』
今日は、テレビ局のお仕事で一番イメージしやすいかもしれない『制作部』をご紹介します。
★ 制作部ってこんなとこ ★
制作部は"読んで名の如し"の「番組を作る部署(ディレクター&アナウンサー)」です。
現在の主なレギュラー番組は「テレビ寺子屋(子育て支援番組)」「テレしず通りパロパロ(生活情報番組)」「くさデカ(グルメバラエティー番組)」「おは☆スポ!サンデー(スポーツ情報番組)」。
この他にも単発ではJリーグや少年野球などスポーツ中継を始め、様々なジャンルの番組を制作しており、全国ネット番組も年間3本制作しています。
テレしずのディレクターは番組演出だけでなく取材~編集作業も行います。
つまり、求められる人材は「総合演出家」。
企画立案から放送まで全てに関わる仕事をしています。
★ 制作部のココが素敵 ★
制作部の魅力は何と言っても、所謂"テレビ局らしい仕事"が出来る事。
一日として同じ仕事はありませんし、取材を通して有名・無名な様々な方と直接会うことができ、とても興味深いお話を聞く事が出来ます。これは社会人として、とても大きな財産になります。 また、生本番のカウントダウンとともに速まる心臓の鼓動と、高まる緊張感は、「癖」になります(!?)。
★ あるディレクターの日々 ~パロパロができるまで~ ★
入社8年目、パロパロPD(プログラムディレクター)の早川Dに密着!!
【金曜日のこと】
10:00 出社 ⇒ メールチェック・視聴率チェックなど
13:00 「パロパロ台本」の仕上げ?完成
⇒ だいたい前日までに作っておき、PやD陣と最終的な調整をします
16:00 パロパロOA打ち合わせ
⇒ アナウンサー・P・D・TKなどが集まって明日の内容を確認します
17:00 VTRチェック
⇒ 明日の放送で流すVTRの内容・ナレーション・映像のチェックをします
※この段階でまだ出来上がっていない場合、またこのあとVTRを作る場合もありま
19:00 テロップチェック
⇒ 明日の放送で使うテロップの内容や順番を1枚ずつ確認します
20:00 MC・フロアスタッフ・作家との調整
⇒ 当日の決めコメントやタイムコントロール、演出などを各々と打ち合わせします
22:00 前日最終チェック
⇒ 当日PD業務の確認、VTRやST演出の最終確認
23:00 帰宅
⇒ 明日に備えて、ビールは1本までにします
【土曜日のこと】
8:00 出社 ⇒ まだまだ眠い・・・
8:30 パロパロ技術打ち合わせ
⇒ TDをはじめ、カメラ、音声、照明、VEのスタッフと当日OAの流れを確認します
9:30 リハーサル
⇒ 前日に想定したカメラ割りやコメントの流れをリハーサルで確認します
11:00 ゲスト来社~最終調整
⇒ ゲストの方へのご挨拶と内容説明 。最後に番組全体の調整をして、「いざ本番」
11:59~12:54 テレしず通りパロパロ 本番
⇒ 何度やってもやっぱり本番は緊張するものです めざせ放送事故ゼロ!
13:00 番組反省会
⇒ 次回以降につなげられるように昼食を食べながら反省会
ホッと一息つける瞬間です
15:00 帰宅
⇒ また来週がんばろう・・・お疲れさまでした。このあとアカスリに行こう~~
★ 制作部長の一言 ★
ディレクターとして必要な人材は、『何にでも興味を持てる人』『人との出会いを大切に出来る人』。
私達が相対する取材対象は、殆どの場合がその道のスペシャリストです。
専門用語をそのまま放送しても視聴者には理解し難いですし、面白くも何ともありません。
そこで必要になるのは、取材対象に興味を持ち、専門的な知識・情報を解り易く、興味深い切り口で伝える事。つまり、どんなジャンルであろうとも「自らの知的好奇心を満たす事=視聴者もきっと面白いと思ってくれる事」という前提で仕事に臨み、番組に反映する事が出来る人が求められるのです。