PEOPLE
テレしずで働く人たち
相手の立場に立って
言葉を選び話を聞く
そして、誰にでも
わかりやすい言葉で伝える

鈴木 櫻子
(報道制作局報道部)
部署の紹介
【必要な情報・新鮮な情報をいち早く視聴者に】
報道部の主な仕事の内容は、ニュースの取材と出稿です。
事件・事故や災害・防災、政治・経済、スポーツまで、幅広い分野の県内の出来事を取材しています。
ニュースになるようなことが起きた場合、記者とカメラマンがいち早く現場に駆けつけ、関係者に取材をして原稿を書きます。
視聴者にとって今必要な情報とは何か?できるだけ新鮮な情報を視聴者に届けられるよう、アナウンサーや技術スタッフとも、総力戦で日々試行錯誤しています。
日々のニュース取材のほかにも、記者が時間をかけて追いかけたドキュメンタリー番組の制作や、サッカーJリーグをはじめとしたスポーツ番組などの制作も、報道部で行っています。

主なお仕事
【日々の仕事】
私は記者として、静岡県政・静岡市政の政治分野の取材を担当しています。
普段は官公庁が集まる県庁近辺で仕事をしていることが多いです。
朝は各社の新聞記事の確認から始まり、日中は知事や市長の定例会見や議会を取材。県はいまどんな事業に力を入れているのか、私たちの税金がどのように使われているのか、そして、その使い道が適正なのかチェックする役割も担います。できるだけ生活に身近なネタを探し、県民・市民の1人として、関係先に話を聞いています。
取材後はとにかく時間との勝負。放送に間に合うよう、聞き馴染みのない専門用語をかみ砕き、誰でもわかりやすい言葉で原稿を書くことに苦戦しています。
そして、テレビ局はやはり映像が大事です。
どんな映像を使うか、どんなインタビューを使うか、こうした構成力も問われます。昼夜を問わず忙しい中でも、仲間たちと励まし合いながらやりがいをもって仕事をしています。

【やりがいのあった仕事】
2024年4月。新年度を迎え「今年度は穏やかに過ごせますように...」と願っていたなか、当時の知事が突如、辞意を表明しました。
各社一斉に速報の対応に追われ、現場はてんやわんや。
大混乱の中、私も県庁の知事室前から、生中継でリポートを行いました。1年後だと思っていた県知事選挙も急遽行われることに。候補者たちが県内各地で行う演説に足を運び、開票結果を待つ選挙事務所の様子を生中継で伝えしました。
私にとって初めての選挙取材で、これまで関わりのなかった人たちとの人脈を築きながら、「県のリーダーってこうやって決まっていくんだ」と、毎日が勉強で刺激的な仕事だったと振り返っています。

テレしずだからできること
【テレビだけでなくネット配信も】
報道部では、若手の記者でも「こんな面白いものを作っている人がいる」「台風災害にあった後に農業の復興を頑張っている」など、身近なところで見つけた気になることを、自分から提案してニュースとして取材できます。
県内各局、それぞれにカラーがあると思いますが、テレビ静岡では「ご近所テレビ」という姿勢を目指しています。会社の先輩方がこれまでに築き上げてきた人脈も大切に引き継ぎながら、県民に寄り添った番組作りができるところがテレビ静岡の良いところだと思います。
また最近では地上波だけでなく、インターネット配信の分野にも力を入れています。取材記事やYouTube映像のコンテンツを考えることも、テレビの可能性を広げるうえで、今後、より面白くなるかもしれません。
日々のニュースはこちらからご覧いただけます。ご興味のある方はぜひ!
https://www.youtube.com/@sut-news

就活生へのメッセージ
【前向きな人・前のめりで取り組める人】
1人1人との関係性を大切に、何にでも好奇心をもって前向きに取り組むことができる人と仕事ができたら嬉しいです!
テレビ番組を作るにあたっては、専門家や大学教授、企業の社長、学生、災害で被災してしまった人など、年代を問わずいろいろな人と関わりを持つ機会が多くあります。相手と何を話し、どう関係を作るか。相手の立場になって言葉を選び、自分のことも知ってもらう。仕事であっても、1人の人として相手と向き合える方は素敵だなと感じます。
自分が好きなことや熱中できることを生かしていくことも強みとなりますが、興味のなかった分野やよくわからないことにも、まずは「なにそれ気になる!」と前のめりで取り組める方をお待ちしています!