リニア有識者会議 JRが“新データ”提示「工事の影響は上流のみ」 一方で川勝知事は… 静岡

2020年10月27日(火)

ビジネス(政治・経済)

リニアの工事をめぐって県とJRが対立する中、27日開かれた国の有識者会議ではトンネルを掘った場合の上流域の地下水の低下が、大井川中下流域にどう影響するのか?話し合われました。

トンネルを掘ることで生じる地下水の低下が、大井川の中下流域にも影響するのか?

JRは27日、これまでのJRの調査結果に加え、静岡市独自で行った地下水の分析結果も加えて検討した結果を示しました。

JR担当者「中下流域の地下水の主要な涵養源は、上流域の地下水ではないと考えられる」

JRは、上流域と中下流域で地下水の流れは連続せず、工事による地下水の低下は南アルプスの工事現場周辺にとどまるとの考えを強調しました。

JRの説明に委員からは・・・

沖大幹委員(東京大学 総長特別参与・教授)「上流域の地下水が流出して、河川水を通じて、中下流で再び地下水を涵養しているわけです。地下水がないと雨降っていない時に川に水流れませんので、ありえないです。そういうことは」

JRの分析に一定の理解を示したうえで、会議終了後 福岡捷二座長(中央大学研究開発機構教授)は地元にもわかってもらえるよう水循環のモデル図を作成し、次回会議に示すようJRに指示しました。

一方、県がJRに求めていた大井川直下の湧水に関して「高圧大量湧水の発生が懸念される」と書かれたデータも27日公開されましたが、JRは湧水が大量流出する可能性は低いと述べています。

一方で…。

杉村祐太朗記者「会議の全面公開を要望している県に対し、国交省は今回報道陣の撮影範囲を制限するなど、真逆の姿勢を打ち出してきました」

これまでの有識者会議はリモート形式ではあっても、議論の様子も撮影出来ましたが、今回は冒頭の挨拶しか撮影できず6回目にして、突如ルールが変更されました。

国交省の対応に川勝知事は。

川勝知事「評価しません。約束したことは守らないといけない。(全面公開について)後退しているなど論外。中立性のある識者が議論しているのを、なぜ隠すのかと誰もが感じている。頭撮りだけなどというのは秘密会議と一緒」

国交省は委員の一部から闊達な議論がしづらいとの声があるとして、会議は一部の関係者への公開だけに留まっていますが、知事は大井川の水問題は関心が高いとして引き続き全面公開を求めています。

直近のニュース

テレしず番組公式サイト

ただいま!テレビ

Line公式

Facebook公式

Twitter公式

Instagram公式

FNNプライムオンライン

FNN PRIME online

FNNビデオPost

ページの先頭へ