静岡県内も聖火リレースタートへ 私が走る理由 1日目ランナー3人の思い

2021年06月22日(火)

話題芸能・スポーツ

23日から静岡県内に聖火リレーがやってきます。

3日間で県内を走るランナーは総勢282人。

感染拡大の影響で辞退者も出る中、どんな思いで走ことを決めたのか、それぞれの思いを22日から3日間にわたってお伝えします。

22日は第1日目に走る3人のランナーです。

【全盲の教師・鈴木秀俊さん】

浜松市中区の視覚特別支援学校。

ここで教師をしている鈴木秀俊さん、46歳です。

聖火ランナー 鈴木秀俊さん「見えなくても色々なことができる。走ることができる幸せそれを皆さんと共有したいなと」

都内で会社員をしていた30歳の時、急にまぶしさ感じるようになり病院を受診。

難病の網膜色素変性症と診断され、約1年で両目の視力を失いました。

鈴木秀俊さん「見えなくなって一歩前に踏み出すのがなかなか前が真っ暗なので踏み出せなくなってしまって」

その時、鈴木さんの心に思い浮かんだのは高校時代に打ち込んだ陸上でした。

鈴木秀俊さん「高校時代に風を切って走っていた、そういう思いをもう一回味わいたいなと」

再び陸上を始めた鈴木さんは好成績を連発。

2010年に中国で開催されたアジアパラリンピック競技大会では、全盲男子200メートルで銅メダルに輝きました。

しかしさらに上を目指そうとした時、壁にぶつかりました。

鈴木秀俊さん「見えなくなってから私も伴走者を探したんですが、なかなか全力で走れる伴走者が見つからなくて」

記録が縮まれば縮まるほど伴走者が見つからない。

鈴木さんは学校や友人のつてをたどって、ようやく国体に3度出場経験がある青木邦成さんと出会いました。

伴走者 青木邦成さん「(聖火リレーは)特別な雰囲気の中でやれるのでそういう特別な雰囲気も本人に伝えながらいけたらいいなと思っています」

鈴木さんと青木さんをつなぐのは1本のロープ。

思いを1つに聖火リレーを走ります。

鈴木さん「やっと仲間が集まってきて、伴走者が見つかって全力で走れるようになったと。目が見えなくなったとしても運動できる環境ができれば良いなと。一緒に走りたいなと思う人が増えてくれるといいなと思っています」

鈴木さんは聖火リレーが伴走者の存在を世の中に知ってもらういい機会にもなると思っています。

【右手を失った高橋春華さん】

島田市を走る高橋春華さん25歳。

トーチと同じ重さになるよう水を入れたペットボトルで練習しています。

高橋春華さん「(Qそれ重いですか?)あの結構・・・きます」

高橋さんは5年前、勤務先で事故に合い右手を失いました。

高橋春華さん「仕事中のケガでローラーに挟まれて」

現在も治療とリハビリを続けている高橋さん。

聖火ランナーには自ら応募しました。

高橋春華さん「自分が弱音吐いた時とか、すごく勇気をたくさんもらったので。自分の主治医の先生とか看護師さん、たくさんの人に感謝の気持ちを届けられたらと思って応募しました」

高橋さんの父・隆幸さん「はーいお疲れさまでした」
高橋春華さん「ありがとう」
高橋さんの父・隆幸さん「どうこれ使い心地どう?」
高橋春華さん「前よりは良くなった」

父・隆幸さん。

練習用のトーチを作ってくれました。

父・隆幸さん「重い?」
高橋春華さん「重い」
父・隆幸さん「200m頑張って持って走ってください」
高橋春香さん「がんばります」

父・隆幸さん「ボンドでキャップを付けて。こんな感じになっています。トーチの重さが1.2キロというのでその重さに合うように考えたんですけどね。この体で左手1本で無事つなげるか心配はあるんですけど。春華の走る姿を見て1人でもこの子に負けない様に頑張ろうという気になってくれる人が1人でもいればね幸いですけど」

高橋春華さん「家族がやっぱり一番そばにいてくれたので、感謝しかないです」

トーチを握る手に思いを込めて。

高橋さんは支えてくれた人たちへの感謝とともに走ります。

【保健体育の教師・福永将さん】

聖火ランナー 福永将さん「ぜひ観てください。オリンピックもパラリンピックもいろんな種目を。選手の姿を見て自分の頑張りや将来どうやって生きていくのかにもつなげてくれたらな」

授業でオリンピック・パラリンピックについて話す保健体育の教師、福永将さんも聖火リレーを走ります。

福永将さん「ウィルチェアーラグビーで使用する車いすはどれでしょう?」

磐田市の豊田中学校は、オリンピック・パラリンピックの教育推進校です。

福永さんには聖火リレーを走る上で、ある思いがありました。

福永将さん「新型コロナの影響で子供たちも本当に大変な思いをしていろんな行事が中止になったり、自分が聖火ランナーとして子供たちの頑張りに少しでも光を当ててあげられたらな」

生徒「僕も走りたいですけどその経験を教えてもらいたい」

生徒「楽しく生徒のことを思って頑張って走ってきてほしい」

聖火ランナーとして見た景色や感じたことを子供たちに伝えたい。

生徒の存在を原動力に聖火リレーに臨みます。

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