「毎日が授業参観」保護者も巻き込んで“オンライン授業”本格始動 よかったこと、不安なことは?静岡

2021年09月24日(金)

地域

学校の教室と子供たちの自宅をつないで行う「オンライン授業」。学びの場での感染拡大を防ごうと多くの学校で活用されています。

原則、全員がオンライン授業を受けている、静岡市清水区の静岡サレジオ小学校。

2年生の担任、望月昭博先生は、去年もオンライン授業を経験していて、大きなトラブルもなく授業を進めていると言いますが、まだ慣れない点も。

静岡サレジオ小学校・望月昭博先生:
「一番、苦労すると言ったらこれです。カメラ位置です」

授業に使う教材は、子供たちにダウンロードしてもらい、画面には自分の姿を映しています。子供たちにとって何をどう映したらよいのか先生も試行錯誤を続けています。

望月昭博先生:
「いろいろ試したんですけど、カメラを置いて普段の授業の様に僕が映って黒板が映ってという様子が、やっぱり一番子供たちに伝わりやすい」

◆体育の授業もオンラインで

落合健悟記者:
「この学校では座学だけではなく体育もオンラインで行っていて、きょうはダンスの授業をしています」

体育はボールなど道具を使わないようにして、家でもできる内容に。オンライン授業の幅は広がっています。

◆オンラインでは目が行き届かない点も

静岡サレジオ小学校に通う2年生の男の子。去年からオンライン授業を受けていて、タブレットの操作もお手の物です。

一方、隣の部屋で家事をしながら見守るお母さんは自由に動き回る1歳の妹の世話に手を焼いています。

母親:
「小さい子がいる家は話してもわからないので、本当にお邪魔虫になってしまうというか」

そして、オンラインでは目が届きにくい漢字の「書き順」について不安を感じています。

母親:
「よくかけているなと思った字も書いているのを見ると、順番がめちゃくちゃで。もし教室で先生のそばにいて学んでいたら、少しずつ改善していく部分ですけど、家でのフォローが必要だなと思いました」

負担も増えるオンライン授業ですが、子供の頑張る姿を見ると支えたいという前向きな気持ちになれると言います。

母親:
「子供が不便な中でも頑張っているので、家の方もどうにかサポートしてあげようという気持ちでお互いがんばろうという気持ちでやってます」

◆対面とオンライン 同時進行の教室も

落合健悟記者:
「こちらの学校ではオンラインと対面を併用しての授業が行われています」

希望者のみオンラインでの授業を行っている、沼津市の加藤学園、暁秀初等学校。

先生も画面と教室、両方の対応に追われていますが、このクラスでは半分以上が対面での授業を受けオンラインの児童が少数派です。

この学校に通う1年生の女の子。両親の職業柄、オンライン授業を選択しています。

父親:
「(自分が)医療従事者なので、感染するリスクのあるような行動をとってはいけないというのがひとつあります」

女の子の家は整形外科医院。特に感染しないように気を付けています。

父親:
「人が集まるところに遊びに行くと、やはりリスクが高まるじゃないですか。そういうところも遊びに連れて行ってあげたいんだけど、連れていけなくて我慢させている部分はあるかもしれない」

女の子 「パパ消しゴムとって」

病院の事務を主に行う父親は仕事をこなしながらも娘の授業に付き添います。

父親:
「もう生活がこの子に合わせてガラリと変わって、午前中は一緒に授業を受けているようなものですよね。午前中はオンライン授業なもので、やりきれないところはオンライン授業の合間にここで」

◆見守る保護者は「毎日が授業参観」

ただ、オンライン授業によって今まで以上に娘の成長を見守ることができていると実感していると言います。

父親:
「オンラインで横で見ていると、毎日授業参観をしているような気分になって、こんな状況だからこその経験もできていると思いますね」

感染防止対策として実施されているオンライン授業。

負担はあるものの、学校や子供たち、そして家庭にとって今後に役立つ良い経験となっていくことが期待されます。

直近のニュース

テレしず番組公式サイト

ただいま!テレビ

防災情報

静岡のニュースポータルサイト ShizLIVE

Line公式

Facebook公式

Twitter公式

Instagram公式

FNNプライムオンライン

FNN PRIME online

FNNビデオPost

ページの先頭へ