「天気痛」 男女で差も 予防策には“耳くるくるマッサージ”で内耳の血行改善

2022年05月16日(月)

暮らし・生活

頭が痛くなったり、気分が落ち込んだりする「天気痛」。なぜそんな症状が起こるのか、またどんな人がなりやすいのか調べてみると、男女で差があることがわかった。天気痛を和らげる“耳くるくるマッサージ”も紹介する。

◆「気圧」だけではない天気痛の原因

小塚恵理子 気象予報士:
天気痛とは天気や気圧、温度、湿度の変化によって頭痛や首、肩の痛み、気分が落ち込むといったような症状を総称して言います。まずは天気痛が起こってしまう要因は何なのか、専門家に聞きました

かわかみ整形外科クリニック・川上洋平院長:
(Q.天気痛になる要因は)主に気圧の変化で起こることが多いと言われていますが、気温の急激な変化によっても起こりやすいと言われています

(Q.起こりやすい季節はありますか)
梅雨の時期とか台風が多い時期とか、いわゆる季節の変わり目に起こりやすいと言われています

◆天気痛に男女差が

小塚恵理子 気象予報士:
ウェザーニューズが行ったアンケートがあります。「天気痛を持っていますか?」の問いに「はい」または「持っている気がする」と答えた人の割合は、女性が約8割、男性は5割ほどと、女性の方が悩んでいる人が多そうです

川上医師によると女性ホルモンの乱れが大きな要因と言うことだ。また若い人や乗り物酔いをしやすい人も、天気痛が起こりやすいそうだ。

◆予防には“耳くるくるマッサージ”

では天気痛の予防策はあるのだろうか。

かわかみ整形外科クリニック・川上洋平院長:
耳の周りの血流やリンパの循環が悪くなってしまうことによって内耳がむくみ、内耳の中にある気圧などをつかさどるセンサーが敏感になってしまって、気象病(天気痛)を起こすと言われています。内耳の血行をよくするために耳の周りにあたたかいペットボトルを当てたり、マッサージをして血流をよくすることが大事だと思います

~マッサージの方法~
1)親指と人差し指で両耳をつまみ、上・横・下にそれぞれ5秒ずつ引っ張る
2)耳を軽く横に引っ張りながら5回程度ぐるぐる回す
3)手のひらで耳全体を覆い、円を描くように5回ゆっくりと回す

耳マッサージはそれぞれ2~3分、1日3回(朝・昼・晩)行うのがいい。川上医師によると、耳のマッサージはそろそろ調子が悪くなってきたなと感じたときに予防的にするのが良いそうだ。

天気痛の予防として効果的なのは耳マッサージの他にも、生活リズムを整えること、睡眠や運動が大切だ。

◆天気痛“予報”で変化を事前に察知

小塚恵理子 気象予報士:
ウェザーニュースの天気痛予報でも天気痛になりやすい日を事前に把握することができます。「安心」「やや注意」「注意」「警戒」の4段階で予報を出しています。これからの梅雨、そして台風シーズンに向けて症状がひどくなる方もいるそうです。予防的に早めにマッサージを行ってみるのもいいかもしれません

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