「ひざ上の水深だと転んだ時に流される」川に潜む危険を専門家が指摘 静岡県内で水難事故相次ぐ

2022年08月01日(月)

事件・事故

31日静岡県内では川の事故が、静岡市と浜松市で相次ぎました。事故が起きた場所と状況、川の注意点を見ていきます。

◆静岡・浜松の事故はどんな状況でおきた?

浜松市の事故は天竜川に注ぐ阿多古川で起きました。6人のうち子供は1人で、事故にあった11歳の男の子だけでした。大人がバーベキューの準備をしている間に、1人で川に入っていました。

一方、静岡市の事故は藁科川で起きました。友人4人で対岸へどこまで行けるか「度胸試し」をしていました。

◆ひざ上からの水深は注意

川の危険について専門家に聞きました。

水難学会・斉藤秀俊会長 「家族で来たなら大人と子供が一緒に川に入る。しかも川の深さはひざ下の水深まで。こういうことをしっかりと守っていただくと川の事故というのはかなり防げる」

たとえ物足りなく感じても、安全に楽しむためには水深が重要な意味をもつと話します。

水難学会・斉藤秀俊会長 「ひざ下までの水深だったら流れがあっても突然のことがあっても流されない。ところがひざ上から腰くらいになると、例えば滑って転んだ時にすぐ流されてしまう。腰から上なら何もしてなくても流される」

◆「川の危険性は流れと深み」

静岡市の藁科川で起きた事故について、男性と一緒にいた友人たちは警察に対し「川に吸い込まれるように突然姿が消えた」と話しています。数分後に10数m先の浅瀬で見つかった時には意識不明の状態でした。

水難学会・斉藤秀俊会長 「川の危険性というのは流れと深み、この二つです。やはり流れで流されて、深いところに持っていかれて溺れるというパターン、これが川の水難事故の典型例です」

流れも水温も一定ではなく、川底にも滑りやすいところが多くあります。また上流で雨が降れば川はわずかな時間で姿を一変させます。

◆「事故は川に入ってすぐに起きやすい」

川遊びをする親子 「目を離したすきに溺れてしまうかもしれないので、ちゃんと目の届くところで遊んでもらうようにはしています。流れが急なのでちょっと行くだけで足元を取られたりするので危ないなと思って、気を付けて見てはいます」

川の自然に親しむのは夏休みならではの体験。悲惨な事故に遭わないため十分な注意が必要です。

水難学会の斉藤会長は「川の事故は入ってすぐに起きやすい。深さや流れをよく見る必要がある」と話します。ライフジャケットやかかとのあるサンダルなど準備を整えることが安全につながるということです。

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