台風の浸水で汚れた写真をきれいに 大学生が洗浄ボランティアで被災者応援 静岡市

2022年11月25日(金)

地域

今年9月 静岡県内を襲った台風15号では、1万棟以上が浸水被害を受けました。こうした中、水に浸かりにじんだり汚れたりした写真を、大学生がきれいにして元に戻す取り組みが始まりました。

今年9月、県内に深刻な被害をもたらした台風15号。床上・床下を含めた浸水被害は、1万棟を超えました。

水でにじんでしまった写真。台風15号で浸水被害を受けた被災者の写真です。

大学生 「もしフィルムとくっついていて出せないなら、フィルムの隅をカッターで切り取って」

浸水でにじんだ写真をきれいにする活動を始めたのは、静岡大学の防災サークルの学生たちです。静岡市の社会福祉協議会と連携して行っています。

アルバムの台紙やフィルムにくっついた写真を1枚ずつカッターではがした後、エタノールを使ってにじんだ部分をふき取っていきます。

大学生 「大切な思い出の一瞬だと思うので。少しでも元の写真が残るように慎重に作業をしている」

別の大学生 「カッターで写真を傷つけないようにとか、水でふやけている部分もあるので、優しくさわってちぎれないように意識してやっている」

何枚も重なった写真は、ぬるま湯につけてから引き離していく必要があります。思い出の写真を傷つけないために、慎重な作業が続きます。

静岡大学 学生防災ネットワーク・渡辺大翔 代表 「大切な写真を、土砂で埋もれてしまって捨てるという選択をせずに、こちらできれいにさせてもらって、のちに『こういうこともあったね』と写真を見返してもらえるようにさせてもらっています」

「思い出の写真を通して被災者を元気づけたい」と、願う大学生たち。

浸水被害を受け写真の洗浄を希望する人は、静岡市の社会福祉協議会まで相談してほしいと話しています。

今後は写真が乾燥したら、新しいアルバムに入れて社会福祉協議会を通じて被災者に渡すということです。

被災者の1人は写真洗浄を依頼した理由について、「写真を見て昔のことを思い出すことが、老後の楽しみだった。お願いしてよかった」と話しているということです。

浸水で多くのものを失った被災者にとって、写真の洗浄は大切な思い出を守ることにつながっていくはずです。

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