「やっと月命日に足を運ぶことが…」最後の行方不明者の遺族が黙とう 熱海土石流1年8カ月

2023年03月03日(金)

地域

2021年 静岡県熱海市で起きた土石流災害から3日で1年8カ月です。被災地では最後の行方不明者となっていた太田和子さんの遺族などが黙とうを捧げました。

太田 朋晃さん 「やっと月命日に足を運ぶことができました。ありがとうございました」

以前、近所に住んでいた被災者に迎えられた太田朋晃さん。

太田さんの母・和子さんは、土石流災害から行方が分からない状態が続いていましたが、土砂の中から見つかった骨が2023年2月 和子さんのものと確認され、災害死と認定されました。

太田さんが被災現場の近くで月命日に行われている黙とうに参加するのは、初めてです。

消防に最初の通報があった午前10時半頃、静かに手を合わせていました。

太田 朋晃さん 「やっと見つかり、私自身ひと安心というか、ほっとしたような気持ち。これから母の供養もできるし、少しずつ前に進んでいかなきゃいけないと思います。今まで心配かけた方々に、感謝の気持ちでいっぱいです」

太田さんは今後 和子さんの葬儀を行い、自宅があった場所に花を捧げる事にしています。

直近のニュース

テレしず番組公式サイト

ただいま!テレビ

防災情報

ニュース公式 YouTubeチャンネル

Line公式

Facebook公式

Twitter公式

Instagram公式

FNNプライムオンライン

FNN PRIME online

FNNビデオPost

ページの先頭へ