週末のイベントに賑わい戻る観光地 マスク着用は13日から“個人判断”に 静岡

2023年03月06日(月)

地域暮らし・生活

5日 静岡県河津桜まつりが最終日を迎えるなど、週末 イベント会場は多くの人で賑わいました。気になるのが「マスク」。1週間後から着用は「屋外・屋内問わず個人の判断」となります。

◆週末イベント 賑わい戻る

桜並木の下を歩くたくさんの人たち。
2月1日に始まった河津桜まつりは開花が遅れたため、まつりの期間が5日間延長され、3月5日 最終日を迎えました。

長い行列ができていたのは「桜たいやき」の売り場。観光客は花見と、露店での買い物を存分に楽しんでいました。

観光客 「(Qどうですか?桜は)きれい」

出店者 「去年よりはちょっとはお客さん増えていまして、香港とか台湾の方も多かったです。コロナ禍の前に少しずつ戻ってくれるといいなと思っています」

これまで3年間、新型コロナウイルスに翻弄されてきました。
2020年はまつり期間の途中で政府から「イベント自粛要請」が出され、露店は営業を取り止めました。

2021年 実行委員会はまつり自体の開催を中止しました。

2022年は「まん延防止等重点措置」の期間中の開催で感染対策を万全にし、実施されました。

そして、2023年。
観光バスは2022年は253台でしたが、2023年は約6倍の1500台ほど入りました。
海外からの観光客も増えました。

◆日常生活もコロナ前に戻る?

戻ってきた賑わい、それでも新型コロナ前の日常とは違うようです。

観光客 「外せないですね。マスク慣れしてるという事もあるんですけど」

観光客 「屋外だったら、人が少なかったら外していこうかなって思ってるんですけど。花粉が落ち着くまではこのまま継続します」

出店者 「マスク無しで近くで話をされると、食べ物(たい焼き)があるのでちょっと離れて頂くとか」

週末 富士宮市で行われたニジマスのイベント会場でも、食事の時以外マスクを着けた人の姿が目立ちました。

富士市で開かれた看護専門学校の卒業式でも全員がマスクを着用し、式に臨んでいました。

それぞれの立場や考えを尊重し、マスクをめぐる差別や圧力、トラブルをどう防いでいくか。着けるかどうか個人で判断するのは1週間後に始まります。

◆JR・百貨店・映画館・図書館は?

13日からの対応を聞いてみました。

JR東海は現在乗客・従業員ともに「マスク着用」で13日からは「検討中」です。

大丸松坂屋は買い物客に「着用をお願い」し、従業員は「着用」としていて今後 買い物客は「個人の判断」従業員は「着用」となります。

静岡市の映画館シネシティザートは、現在 お客さん・従業員ともに「マスク着用」ですが、お客さんは「個人の判断」従業員は「着用」となります。

静岡市立図書館も同様の対応となります。
消毒の設置とパーティションは続け、感染状況によって利用者に「マスク着用」を求めることもあるとしています。

差別や圧力のないよう、冷静な対応が必要と言えそうです。

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