「司法が誤りを犯すこともある」国会議員が検察批判 再審求める袴田死刑囚支援で集会 13日可否判断

2023年03月06日(月)

地域

いわゆる袴田事件で死刑が確定し、裁判のやり直しを求めている袴田巖元被告。裁判をやり直すかどうか、3月13日に東京高裁で判断が示されます。支援の動きは政界にも見られます。

6日夕方 国会議員が集会を開き、「袴田巖死刑囚 救援議員連盟」の会長をつとめる塩谷立衆議院議員(静岡県)は、「司法が誤りを犯すこともある」と検察を批判した上で、袴田元被告の支援を約束しました。

集会には超党派の議員 約20人が出席し、塩谷立議員は、「釈放後も審理が続き、元被告は本当の意味ではまだ釈放されていない」と検察の姿勢を批判しました。

救援議員連盟・塩谷 立 会長 「司法の判断を尊重しなければなりませんが、司法が誤りを犯すこともあり、そうした被害者のために救援していくことは議連の趣旨」

元被告の姉は1週間後に迫った東京高裁の判断への思いを語りました。

袴田元被告の姉・ひで子さん 「57年闘ってきてよかったなという裁判の判決を待っております。再審開始になることをひたすら願っております。皆さまのお力のおかげで、きっとそうなると思っております」

また支援団体は、法務大臣に宛てた要請書を提出しました。

再審が認められた場合、検察が最高裁への抗告を断念するよう働きかけを求めていて、塩谷議員は「しっかり申し入れます」と約束していました。

直近のニュース

テレしず番組公式サイト

ただいま!テレビ

防災情報

ニュース公式 YouTubeチャンネル

Line公式

Facebook公式

Twitter公式

Instagram公式

FNNプライムオンライン

FNN PRIME online

FNNビデオPost

ページの先頭へ