J2第3節の静岡県勢3チームの結果です。磐田は今季初勝利をあげましたが、藤枝は連勝が止まり、清水は開幕から3試合連続で引き分けです。

◆磐田　好調・山形を下し新監督初勝利

ジュビロ磐田は4日 ホームでモンテディオ山形と対戦。開幕から2連勝と好調の相手を退け、うれしい今シーズン初勝利です。

前節まで首位を走るモンテディオ山形をホームに迎えたジュビロ磐田。

前半 球際で上回り主導権を握ると、38分 ジャーメイン良が自ら獲得したPKを沈め先制します。

しかし後半29分、課題のセットプレーで追いつかれます。

それでも　この嫌な流れを振り払ったのは途中出場の松本昌也でした。

後半34分、リカルド・グラッサからのパスを倒れ込みながらも押し込み、勝ち越しに成功します。

終了間際の相手のフリーキックもポストに助けられ、この日は運も味方につけたジュビロ磐田。横内監督にとってもホームでうれしい初勝利です。

ジュビロ磐田・横内 昭展 監督：
ほっとしています。1対1になっても選手が下を向くことなく次の点を狙いに誰もが足を止めずに本当によく頑張ってくれたなと思っています

ジュビロ磐田・松本 昌也 選手：
ホームで勝てたことが非常にうれしいですし、チームの力になれたという部分でも個人としてもうれしい一勝です

◆清水　今季初ゴールで追いつき引き分け

一方、アウェーでV・ファーレン長崎と対戦した清水エスパルスは、1点ビハインドを背負った後半終了間際。

ストライカー、ディサロ燦シルヴァーノがスーパーボレー。

今シーズン、チーム初ゴールで追いついた清水エスパルス。

勝ち点1を積み上げ、次節で初勝利を狙います。

◆藤枝　今季初黒星で3連勝ならず

開幕2連勝で首位に立つ藤枝MYFCはブラウブリッツ秋田と対戦。

1点を追う後半28分、2戦連発中の渡邉りょうのクロスからチャンスを作ります。

その後もサイド攻撃を軸に得点を狙いますが、最後まで相手の堅い守りを崩せず、0対1で今シーズン初の黒星です。

◆藤枝6位　磐田10位　清水14位

J2静岡県勢の順位です。

敗れた藤枝MYFCは順位を下げて6位。

初勝利をあげたジュビロ磐田は10位に浮上しています。

いまだ勝利がない清水エスパルスは14位となっています。