「家事と育児」男性は16分・女性は156分 意識向上でも大きな差が…3月8日は「国際女性デー」 静岡

2023年03月08日(水)

地域

3月8日は国連が女性の社会参加を考え、女性の功績などをたたえる日と定めた「国際女性デー」です。静岡県掛川市では、市長や議員が黄色のアイテムを身に着けて議会に臨みました。

掛川市役所では市長や職員、市議会議員全員が賛同し、国際女性デーのシンボルカラーの黄色いミモザのブーケを胸元に身に着けて議会に臨みました。

こうした取り組みは掛川市では初めてで、一人一人が自分事として考えるとともに、女性の活躍を応援し感謝する機会にしたいとしています。

掛川市・石川 紀子 副市長 「掛川市が目指す街づくりにとって、ジェンダー平等はとても重要な目標の一つ。いつも女性の活躍や、ジェンダー平等が実現できるような意識をもって過ごしていきたい。ぜひ一緒に3月8日を盛り上げてもらえたら」

また掛川市は、パートナーや家族に8日 感謝を伝える日にもしようと職員などに呼びかけているということです。

【解説】
男女共同参画について、県が2021年度にまとめた結果です。

県庁では課長相当職以上の女性の割合が12%、民間企業では課長相当が県内は14.5%でした。

全国平均は上回っていますが、女性の社会進出が進む一方で管理職の比率では男女で大きな差があります。

ただ「男性は仕事」「女性は家庭・育児」という性別による固定的な役割分担意識にとらわれない人の割合は、県内では7割以上、全国平均でも約6割でした。

こうした意識は変わってはいますが、家事・育児の1日あたりの時間は、県内では女性が156分で、男性はわずか16分です。

データでみると、まだまだ男女で大きな開きがあります。

女性の社会進出が進んだいま、男女の格差が少しでも縮まることが求められます。

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