熱海土石流で「市の対応は十分でない」百条委員会が報告書を承認 15日に公表へ

2023年03月09日(木)

地域

静岡県熱海市で起きた土石流災害について調査していた市議会の特別委員会は、9日 最後の委員会を開き報告書を承認しました。市の対応は「十分でなかった」と指摘しているということです。

2021年7月に起きた土石流災害について、熱海市議会は特別委員会・百条委員会を設置し、これまでに前と現在の土地所有者への証人尋問をするなど市の対応について調べてきました。

9日の委員会ではこれまでにまとめられた報告書の案について確認し、その後 全会一致で承認されました。

委員長によりますと、盛り土造成の届出書に不備がある状態で受理したことや対策を求める措置命令を見送ったことなど、市の対応は「十分でなかった」と指摘しているということです。

熱海市議会 百条委員会・稲村 千尋 委員長 「28人が残念ながら亡くなり、財産も損害を被った人が大勢いる。市長・市当局にはそれなりの責任があった。それを十分認識してほしい」

報告書は15日の本会議での議決後に公表し、市長にも直接手渡すということです。

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