【袴田事件】検察が20日までに対応判断 東京高裁は重要証拠の“ねつ造”の疑い指摘し再審開始決定

2023年03月14日(火)

事件・事故

57年前に起きたいわゆる袴田事件は、13日 東京高裁で再審開始決定が出され、今後 検察側の対応が注目されます。

袴田巖さんは1966年 当時の静岡県清水市で一家4人が殺害された事件をめぐり、死刑判決を受けましたが、裁判で一貫して無罪を訴えてきました。

今回の審理は有罪の決め手とされた「犯行着衣の血痕の色」が争点とされ、東京高裁は13日 再審を認める決定を出しました。

決定では着衣について「第三者がみそ漬けにした可能性がある。捜査機関による可能性が極めて高い」と、“ねつ造”の疑いを指摘しています。

決定を受け東京高検は「主張が認められなかったことは遺憾。決定内容を精査し、適切に対処したい」とのコメントを出しました。

20日までに特別抗告をすれば最高裁で審理が行なわれ、抗告しなければ静岡地裁でやり直しの裁判が始まります。

静岡県警は「あくまでも法曹三者で審理しているため、お答えする立場にない」とコメントしています。

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