【袴田事件】弁護団が検察の実験を分析「赤いように見えるのは みその色」 争点の“血痕の色”

2023年03月16日(木)

地域

いわゆる袴田事件で東京高裁が裁判をやり直す再審を認めたことを受け、袴田事件の弁護団が会見を開き、検察側のみそ実験について専門家に鑑定を依頼していたことを明らかにしました。「赤茶色なのは、みその色」という見解を提出する方針です。

袴田事件の弁護団と支援者が16日都内で会見を開き、検察側が1年2カ月かけて行ったみそ実験について、鑑定を進めていたことを明らかにしました。

色彩に関する専門家に写真データを送り、2022年秋から色の分析をしてきたということです。

血痕の赤みは失われていて、「赤いように見えるのは、みその色」と主張しています。

弁護団・小川 秀世 事務局長 「その赤は血痕の赤ではなく、(検察は)みその茶色をそういう風に(赤みが残ると)述べているだけ。専門家にお願いして色の分析をした結果、明らかになったというのです」

データはすでに揃っていて鑑定書を作成し、裁判所に提出したいとしています。

また検察側に対し、改めて最高裁への特別抗告をしないよう求めたということです。

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