【袴田事件】「検察は特別抗告しない可能性が高い」元検事・若狭弁護士 再審で主張展開を選択か

2023年03月16日(木)

地域

いわゆる袴田事件で東京高裁が裁判をやり直す再審を認めたことを受け、東京高検は最高裁に抗告するのか、断念して静岡地裁での再審へと向かうのか、元検事の若狭勝弁護士の見解です。

若狭 勝 弁護士(元東京地検特捜部副部長):
最高裁の宿題を受けて今回 東京高裁が決定を出した以上は、(検察が特別抗告すると)また繰り返しみたいな形になる。

そうなるとやはり検察というのは何なのか、真相真実を追究することも重要な検察の使命にもかかわらず、「また同じようなことを蒸し返すために時間を費やすのか」という検察に対する批判が今後起きてくる可能性があると思う。

もう特別抗告はせずに、静岡地裁で今後始まる再審の裁判の土俵の中で、検察が自らの主張をちゃんと展開する方が、少なくとも刑事裁判のシステムとして良いのではないかという結論に至る可能性が高いと思います

東京高検が特別j抗告をするのか断念するのか、判断の期限は3月20日です。

直近のニュース

テレしず番組公式サイト

ただいま!テレビ

防災情報

ニュース公式 YouTubeチャンネル

Line公式

Facebook公式

Twitter公式

Instagram公式

FNNプライムオンライン

FNN PRIME online

FNNビデオPost

ページの先頭へ