【静岡・新型コロナ】新規感染197人 インフルエンザがコロナの3倍…週間感染者数

2023年03月17日(金)

地域暮らし・生活

17日 静岡県内では新型コロナウイルスの新規感染者が197人確認されました。前週金曜日408人に比べ半分以下に減少しています。
過去最多は1月7日の9475人です。

内訳は県発表分が135人、静岡市発表分が36人、浜松市発表分が26人です。

この1週間の県内の新規感染者は1539人で前週比0.68倍となっています。直近1週間の一日平均感染者数は17日は220人で、これは6月22日の217人(第6波と第7波の底)とほぼ同じで、オミクロン株に変わってから最も低い水準となっています。
1人が何人にうつすかを示す実効再生産数は1月19日以来2カ月間 1を下回っています(3月10日のみ1.01)。

【死者】
新たな死者の報告はありません。

【オミクロン株変異株の比率】
10日~16日にゲノム解析でオミクロン株と判明した14人のうち、BA.5感染が12人85.7%で、BA.2が1人7.1%でした。

14人のうち、変異株で“感染力がより強い”との指摘があるBQ.1やBA.2.75などの合計は8人 57.1%で、前週比は24ポイント増加しています。
内訳はBQ.1:6人、BA.2.75:1人、XBB:1人です。

【病床使用率】(17日正午時点)
県東部 6.7%
県中部 18.5%
県西部 11.0%
ーーーーーーーーー
県全体 12.2%(入院者数64人)
重症者 0%(重症者なし)
コロナ患者受け入れ病院以外の入院者はありません。

【宿泊療養施設の入居状況】(17日正午時点)
入居者数 2人
 使用率 0.4%

【ワクチン接種率】(16日時点)
県内全人口1回目 82.05%
     2回目 81.63%
     3回目 70.65%
     4回目 47.79%
     5回目 25.13%
高齢者  1回目 93.93%
     2回目 93.74%
     3回目 91.61%
     4回目 83.32%
     5回目 66.57%

【インフルエンザ】
直近1週間(~3月12日)の県内の定点医療機関のインフルエンザ感染者数は5.96人で、これまでの減少傾向が増加に転じています。このままピークに達すると、2009年の観測開始以来 最も遅いピークになります。
定点医療機関の感染者数から推定される県内のインフルエンザの週間感染者は約6000人で、新型コロナの2100人のほぼ3倍です。

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