遺族「納得できない」 東名あおり運転の裁判やり直しへ 東京高裁「一審手続きは違法」

2019年12月06日(金)

事件・事故地域暮らし・生活

東名であおり運転をし、清水区の一家を死傷させた男の裁判で、東京高裁は裁判のやり直しを命じました。

一審の手続きは違法だったとしています。

遺族・萩山文子さん 「早く終わってほしい、もちろん、すっきりしたい」

事件から2年半、遺族の思いは届きませんでした。

石橋和歩被告は、2017年、神奈川県内の東名で車をあおって停止させ、後続車の追突により清水区の萩山さん夫婦を死亡させた罪に問われています。

一審の横浜地裁は危険運転致死傷罪を適用し、懲役18年を言い渡しました。

これに対し東京高裁は「危険運転致死傷罪の適用は誤りはない」とした上で、横浜地裁が争点を整理する手続きで「危険運転致死傷罪は成立しないと見解を示したのは違法」と指摘しました。

そして、一審判決を破棄しました。

遺族は「前進」ではなく「後退」したと、無念の思いを口にしました。

遺族・萩山文子さん 「(判決には)納得できない。(息子夫婦には)困ったね、お土産がない、いい結果がない。だからまた裁判員裁判・・」

審理は横浜地方裁判所でやり直されることになりました。

◆警察庁は“あおり運転罪”の創設を検討
こうした中、警察庁はいわゆる“あおり運転罪”を創設する方向で検討を始めました。

対象となるのは、妨害目的で執拗に距離を詰める行為や、高速道路で車を停止させ交通の危険を生じさせた場合などです。

暴行罪や強要罪より重い刑にすることも含め検討していて、即免許取り消し処分の対象となる見通しです。

2020年の通常国会に、道交法の改正案を提出したいとしています。

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