寿司業界にも2刀流の波?副業職人が握る店がオープン 老舗の4代目が寿司文化を絶やさないようにと新業態

2024年11月08日(金)

地域暮らし・生活ビジネス(政治・経済)

副業として寿司を握る職人たちの立ち食い寿司店が、11月8日、静岡県下田市にオープンしました。早速、多くのお客さんでにぎわっています。

8日にオープンを迎えたのは、寿しらぼ三〇二(みまつ)です。

寿しらぼ三〇二・店主 植松隆二さん:
いよいよだなと。楽しみです

市内で88年続く寿司店「美松」の4代目・植松隆二さん。

寿司職人が減少している中、下田の寿司文化を絶やさないようにと別の職業を本業としながら副業として寿司職人を目指す人たちの実践の場としてこの店をオープンしました。

本業・ 大学院生(東京都在住):
楽しみです。少し緊張もあります

本業・ビールメーカーの営業マン(神奈川県在住):
元々海外によく行っていたが、外国の方から「日本人はみんな(寿司を)握れるんだろ」と言われできなくて悔しかったので

午前11時半に開店すると早速、副業職人たちが寿司を握ります。

価格は期間限定で1貫300円です。

来店客:
ネタも大きくておいしい。雰囲気も楽しくて元気があって、おいしくいただいています

寿しらぼ三〇二・店主 植松隆二さん:
長く続けられるように楽しんでできたら

副業職人が握る寿司店「寿しらぼ三〇二」は、週末に営業する予定です。

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