強い寒気 この時期食べたい鍋だけど…雨不足で野菜が高騰 カット野菜やキノコも代替えに

2025年01月08日(水)

地域暮らし・生活

1月8日の静岡県内は強い寒気が流れ込んだうえ風が吹き荒れたため、日中も気温が上がらず寒い1日となりました。

一方で寒い時期に食べたくなる鍋に必要な野菜が高騰し、消費者は頭を悩ませています。

8日の県内は冬型の気圧配置となり強い寒気が流れ込んでいるため、最高気温が静岡で9.2℃、浜松で8.3℃などと日中も気温が上がらず、全域で最も寒い時期を下回りました。

そのうえ風も強く体感温度が下がり寒い1日となりました。

浜松市民:
5枚くらい着ている。帽子もないとさすがにきつい

浜松市民:
外にはあまり出たくないという気持ちになる

気象台によりますと10日が冷え込みのピークとみられ、平野部でも最低気温が氷点下となる可能性もあるということです。

街でこの時期に食べたいものを尋ねると…

浜松市民:
鍋とかですかね

浜松市民:
家の中にいても冷えるので、鍋を食べたり温かいものを食べたりするようにしている

光田有志アナウンサー:
寒さがまた一段と強くなってきた中で食卓に欠かせないのが鍋です。その鍋に不可欠な野菜が値上がりしているということなんです

静岡市駿河区のスーパーでは、鍋料理に欠かせない葉物野菜を中心に軒並み野菜の価格が高騰していました。

その理由は12月の雨不足。生産量が減っているといいます。

消費者からは諦めの声も聞かれました。

来店客:
なるべく安いもの、見切り品を探してやっているが仕方がない。買っていかなければならないので

来店客:
なるべく無駄にならないように、芯のところはスープに使う

田子重 西中原店・柴田 英昭 副店長:
モヤシやカットキャベツなどは比較的値段の上下が少ない。この時期はキノコも代替えとして使ってもらうよう勧めている

こちらのスーパーでは、少しでも家計への負担を減らそうとカット野菜を豊富に取り揃えています。

カット野菜は年間を通じてメーカー側が価格を決めるため、野菜が高騰しても大きな影響はないといいます。

田子重 西中原店・柴田 英昭 副店長:
原因は雨が少ない。雨が降れば生育も進み、市場への出荷が増える。そうなれば自然と値段が少しずつ下がってくる

野菜の価格動向

2024年から続く野菜の高値。1月7日に農林水産省が公表した野菜の価格動向の調査です。

12月23日の週は、キャベツは平年の3倍以上、ハクサイ・大根は約2倍となっていました。

天候不順の影響を大きく受ける野菜の価格。

徐々に下がる見通しだということですが、しばらくは消費者も工夫をして乗り越えていく必要がありそうです。

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