原子炉の注水機能が失われたら…浜岡原発で緊急事態訓練

2025年02月04日(火)

地域

静岡県御前崎市の浜岡原発で地震訓練が行われ、原子炉の注水機能がすべて失われる緊急事態の対応について確認しました。

訓練は御前崎市で震度6弱の揺れを観測し、運転中の4号機と停止中の3号機が同時に発災したとの想定で行われました。

4号機の中央制御室に見立てたシミュレータ室では、運転員が機器のトラブルが続くなか原子炉の燃料を冷やすためにあらゆる注水手段による対応にあたります。

また、緊急事態対策本部では2024年7月に変更した新しい組織で、確実な情報連携が図れるようそれぞれの役割を確認しました。

中部電力 浜岡地域事務所・榊原浩之 専門部長:
訓練を通じて緊急時の対応能力を引き続き向上させていくことが大事だと思っている。今後も訓練を繰り返し実施して地域の皆様に安心してもらえるよう取り組んでいく

参加者は事前にシナリオを知らされておらず、中部電力は訓練で見えた課題を今後に反映させる方針です。

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