町職員が「めんどくせぇ」 ひとり親への助成金未払い クリスマスプレゼント買えず…  

2020年02月21日(金)

暮らし・生活

静岡県松崎町の男性職員が、ひとり親家庭に給付されるはずの医療費の助成手続きを怠り、支払われていなかった事がわかりました。

20日町長は当事者に謝罪しましたが、職員から「めんどくせぇ」など暴言を吐かれたと話す親もいます。

20日松崎町内のひとり親家庭の保護者を訪ねた長嶋精一町長。

保護者 「もう悔しいですね。子供がかわいそうな思いをしたので、すごく悔しいです」

謝罪をうけた女性がなお怒りを隠せないのは、ある助成金の未払いと、職員の「暴言」です。

「母子家庭医療費助成」制度は、ひとり親家庭の子供の医療費を全額助成する制度です。

支払った医療費を月ごとに領収書と一緒に町に申請をすると、2ヵ月後をめどに振り込まれる仕組みで、健康福祉課の20歳の男性職員が1人で担当していました。

男性職員は去年、女性から9月10月分の助成金約1万7000円の申請を受けたにもかかわらず、手続きを行いませんでした。

12月の支払期日になっても入金が無かったため、女性は町に問い合わせると・・・

ひとり親の女性「クリスマスの時に入るお金だったのが入らなかったので、それで役場の方に何回も連絡したんですけど、その方が対応を全然してくれなくて、結局お金も振り込まれず」

ようやく振り込まれたのは、なぜか1万7000円ではなく8000円あまり。

このお金、実は男性職員がポケットマネーで支払ったものでした。

ひとり親の女性「通帳記入をしたら何千円か『松崎町』という名前で入ってたんですけど、それはその職員の方のポケットマネーから出たお金という事だったので、全額私は返しました」

その上、暴言までも。

「たったの1万7000円と言われたから、それも頭にきたんですよ。『振り込むからいいだろ!』と。それで『めんどくせぇ』まで言われましたので、その時に」

「たった」と言われた1万7000円は、女性が子供たちにクリスマスプレゼントを買うためのお金でした。

保護者 「もう悔しいですね。子供がかわいそうな思いをしたので、すごく悔しいです」

謝罪を終えた長嶋町長に、なぜこんな事が起きたのか直接聞くと・・・

松崎町・長嶋精一町長 「事務手続きが正規に出来なくて、貯め込んでしまって、それで期限が来て立て替えざるを得なかったということです。だからお金を着服したのとは全く違います」

新田課長「一言で言うと職務の怠慢だったのかなと思います。(Q何人分?いくら?)いやこの方だけです、はい。(Q本当に?)・・・細かいことはちょっと申し上げられませんけど」

しかし21日、再度町に確認したところ、職員が手続きを怠っていたのは9月10月の町への申請分すべて、延べ27世帯、総額21万9000円だったことがわかりました。

職員は町に「ほかの業務が多忙だった」と説明しましたが、ほかの業務でも処理が遅れることがあったということです。

町は職員を訓告処分に、上司の課長と係長を厳重注意しました。

ひとり親の女性 「私みたいな母子家庭の方たくさんいるし、町長さん含めちゃんとしてもらいたいですね」

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