“新型肺炎” キャンセルで大打撃 遠州鉄道グループ8000万円損失も 県は相談ダイヤル設置

2020年01月28日(火)

暮らし・生活

新型コロナウイルスによる肺炎での死者は100人を超えるなど、感染の拡大が止まりません。

県は28日、緊急の対策会議を開き、対応を協議しました。

新型コロナウイルスによる中国での死者は、28日午前の時点で106人を超えるなど、感染拡大が続いていて、政府は「指定感染症」とすることを閣議決定しました。

こうした事態を受け、県は関連する部局の幹部が集まり、対応を協議しました。

静岡空港や清水港でチェック体制を強化する他、相談の専用ダイヤルを開設するなどして、早期発見や予防をめざします。

県疾病対策課・後藤幹生課長
「過剰に心配されないようにってことでですね。相談に乗らせて頂きますので、相談をお願いしたいと思います」

ウイルスはインフルエンザと同程度の感染力で、県は人ごみを避けることや、マスクの着用、手洗いの徹底を呼びかけています。

感染の拡大で、県内にも影響が出ています。

県によりますと、武漢を含む湖北省には県内から8つの企業が進出していますが、日本人駐在員11人はすでに帰国していて、健康状態に異常はないということです。

川勝知事
「情報を共有し体制を確認するなど、全庁をあげて対応していきます」

県は、県内での感染防止に万全を尽くす考えです。

観光へも大きな影響が出ています。

観光協会の調査では24日から今月末までに、浜松・静岡・それに空港周辺の宿泊施設で、これまでに1857人分のキャンセルが確認されているということです。

県観光政策課・川口茂則課長
「県は県観光協会と連携し、引き続きキャンセル情報などについて情報を収集し、観光分野における影響の把握に努めていきたい」

浜松での影響は深刻です。

遠州鉄道によりますと、中区にあるホテルコンコルド浜松では、27日までに885人が宿泊を取り止め、2月から3月にかけ、約7000人がキャンセルする見込みです。

また3月までに、ツアーの貸し切りバスは300台、団体旅行は1600人分のキャンセルが出ていて、グループ3社で約8000万円の損失が出る見通しです。

一方、島田市にあるマスクの製造会社は対応に追われています。

サンエムパッケージでは、一般用から医療用までさまざまなマスクを作っていて現在約3000万枚の受注が入っています。

夜間に加え土日や祝日なども、機械と作業員がフル稼働で対応しているということです。

マスクをめぐっては、予防のため接客などの担当者も必要に応じて着用している他、春節で訪れている中国人観光客がマスクを大量に購入する姿も見られました。

ただこの会社の話では、2009年の新型インフルエンザの時の教訓からか、国内の市場からマスクが枯渇する事態にはなっていないということです。

感染者の数、死者の数が1日の中でも更新されている事態で、県内の影響も広がり続けています。

必要なのはインフルエンザと同様の対策と、呼びかけられています。

こまめな手洗い、そしてマスクの着用。

対策を行いつつ、一刻も早い収束が待たれます。

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