元SKEメンバーも体験語る 若年がん患者が座談会 「病気で夢はあきらめない」 思いをともに

2020年02月04日(火)

暮らし・生活

思春期や青年期に、がんを経験している人の座談会が長泉町で開かれました。

会場では、25歳で乳がんを経験した元アイドルの女性も思いを語りました。

矢方美紀さん
「タレントのお仕事も、芸能のお仕事もやっていこうという時に病気になった。これはもうすべて終わっちゃったなって思いました」

座談会は、県立静岡がんセンターが開き、今年で3回目です。

まず経験を語ったのは、元SKE48のメンバーでタレントの矢方美紀さんです。

おととし乳がんが見つかり、左の乳房を切除した矢方さんは、抗がん剤治療をしながら仕事を続けてきた時の思いを語りました。

矢方美紀さん
「何で、この先生は胸を切ることを勧めるのだろう、その時は行為自体が受け入れられませんでした。でもその後に、周りの知り合いのおばあちゃんであったり、女性の方に自分の病気のことを話して、どうやったらこの後手術を受ければいいのか、どんな方法で手術に臨めばいいのか話した時に、口をそろえて皆さん切った方がいいと言うんですね」

25歳の時に突き付けられた現実。周囲の人の言葉が、背中を押してくれたと話します。

矢方美紀さん
「ためらうかもしれないけれど、胸を切ったってまた作ることもできるし、あんたはあんたなんだからという風に、私自身は私自身という風に、その方は言ってくれました」

県によりますと、がんによる死亡者は2015年は1万570人で、ほぼ3人に1人ががんで亡くなっている計算になります。

患者を年齢別にみると、部位によって大きく分かれます。

胃がん、肺がんなどは40歳ごろから、り患率が上昇しています。

女性の乳がんは30歳頃から、子宮頸がんは20歳頃から増え始めます。

パネルディスカッションでは、がんの経験者が不安だったこと支えになったことなど、それぞれの日々を振り返りました。

男性(16歳)
「もう今後の治療が長い。高校は合格したけど、高校生活がどうなるのかというのが不安でした」

女性(22歳)
「(部活の)卓球ができなくなるということがすごくつらい事でした、その治療がしっかり終わらなければ卓球ができないという風に考えたので、治療を終わったら卓球ができるということを考えて、卓球をやることを目標に治療に臨んでいました」

がん検診の質の向上に、データの集積、それに治療に向けた研究。

がんをめぐっては、さまざまな人の力を集めた取り組みが進められています。

座談会の参加者は、不安や悩みを分かち合い、前を向いて生きることへの思いを新たにしている様子でした。

矢方美紀さん
「人って生まれきて死ぬまで1回しかない。後悔のないことはしたくない。今やっている芸能の仕事、声という仕事を今後もしていきたい。そこに少しでも近づけているのを知った時に、病気であきらめたくないというのが一番あります」

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