重くない・痛くない通学バッグ 母親の疑問「なぜランドセル?」が新商品に 浜松市

2020年03月11日(水)

地域暮らし・生活ビジネス(政治・経済)

小学生の通学バッグといばランドセル・・・ですが
重かったり、使い勝手が悪かったり、、低学年の子供たちにはなかなか大変なんですよね。
なぜランドセルじゃなきゃいけないのか?
そんな母親の疑問から生まれた、通学バッグを取材しました。

本谷育美アナウンサー 「こちら百貨店のランドセル・コーナーなんですが、白やパープルなどかわいいものたくさん置いてあるんですよね。そしてこちらはランドセルなんですが、普通のと違って布でできてますね。とても柔らかいんですよね。だけど、形は四角でしっかりとしている。新しいですね」

このカバンを作っているのは、浜松市南区にある「ことゆく社」
浜松市内の雑貨メーカーで働いていた影山さんと、和久田さんで立ち上げました。
二人とも、小学校に通う子供がいます。

ことゆく社・影山恵さん
「子供がランドセルを重たいと言って、玄関に置きっぱなしにして、もう2階にももって上がらずに、ランドセルを持つのも嫌で、それがずっと続いたんですね。大人とか中学生とか幼稚園児は、みんなナイロンの素材の鞄を使って、なるべく軽いようにしているのに、小学生だけなんで皮のかばんなんだろうと」

その2年後に入学した、和久田さんの子供もランドセルに・・・

ことゆく社・和久田麻衣さん
「もう3日くらいで、肩が痛いからなんとかして欲しいと言われて。改めてみたら、今時、外側にポケットもなくて、こんなに硬い鞄を普段の鞄として選ぶことって絶対にないなと思って」

そんな時、影山さんがSNSで「軽くて丈夫な通学カバンを商品化したい」と発信していたと思い出します。

和久田さん
「とりあえず作ってみませんかというふうに、お声がけをしました」

そもそも、ランドセル以外は通学に使えないのか?
二人は、浜松市や磐田市など県西部の教育委員会に確認すると、特に決まりを設けていないことこがわかりました。

そして、2年の構想期間を経て出来上がったのが「ことゆくラック」。
特殊なナイロン素材の生地で作られています。

本谷アナ 「見た目は四角いランドセルのような形ですね。軽い!フワッともてますね。重さどれぐらいなんですか?」
和久田さん 「770グラムです。一般的なランドセルが1100グラムから重たいものだと1600グラムくらいあったりするので、そう言ったものに比べると半分くらい」

軽さだけでなく、胸の前で固定する紐が付いているので安定感が増し持ちやすく、カバンを下さなくても取り出せる便利なポケットもついています。

そして最大のポイントは大容量になっていること。

実際に使っている小学生に荷物をつめてもらいました。
教科書に、筆箱、お弁当袋に、上着をギュギュっと押し込んで・・・
最後に、、、横に水筒も。

和久田さん 「生地と中の芯材も形はしっかりしてるけど柔らかいので、荷物がいくらでも詰め込めるようにしました」

完成したことゆくラックは、子供達にも大好評。

6年生・影山莉子さん
「今まで背負っていたものよりも軽くなって、手で持ってる荷物も減ったので、登校や下校がすごく楽になりました」

去年1月に販売を始めると、キッズデザイン賞やグッドデザインしずおか金賞を次々と受賞しました。

そして今年3月下旬、新たに発売するのが、高学年向けの「ことゆくラックL」です。

和久田さん 「1年生のお子さんと6年生のお子さんだと、実はものすごく体格差があって、荷物量もすごく変わるので、本来ワンサイズを使い続けるのは無理があるんじゃないかなというのを企画の当初から考えていた」

ランドセルは6年間使うものという概念を覆した、買い替えのための2個目のランドセルです。
値段も約3万円と一般的なランドセルの半分なので、買い替える余裕もありそうです。

ことゆく社・和久田麻衣さん
「お子さんは、これが当たり前だから、みんなそうだからと言われて、きっと我慢しながら使っているお子さんたちがたくさんいると思うんですよ。例えば体格が小さいお子さんとか、当たり前に、違う素材のランドセルも選べるようになると良いなと思います」

母親の疑問から生まれた「ことゆくラック」。
通学を、より楽に、快適に。
多くの子供達の負担軽減につながっていきそうです。

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