新メニューは“海のギャング” ウツボってどんな味? 静岡・三島市

2020年03月18日(水)

地域話題

三島の名物グルメといえば、ウナギを思い浮かべる人も多いと思いますが、三島市の和食店が“新たな名物”として提供をはじめたのが・・・ウツボです。
いったいどんな味なんでしょうか?

「これが“ウツボ”のお刺身です。」

刺身に天ぷら、そしてかば焼き。
すべて・・・ウツボです。

◆きっかけは釣り好きの友人

ウツボ料理を提供しているのは三島市の和食店の米田憲(まいだ けん)さんです。

釣り好きの友人が、店にウツボを持ち込んだのがきっかけでした。

三嶋和食・わ 米田憲さん
「僕の友人がよく魚釣りに行ってて、『ちょっと面白い魚を持ってきた』って言うんで、その持ってきてもらったお魚がウツボだったっていう」

米田さんがウツボを釣るのは、店を終えた夜中。
沼津市の海岸。
イワシやサンマなどをえさに狙うと。
1メートルを超える大物です。

しかし・・・

◆「海のギャング」は骨が複雑

米田さん
「もう、『なんだこれは』っていう感じでしたね。本当に骨の入り方が。普通にさばいても『ああ、もう無理だわ』という感じでしたね」

「海のギャング」と呼ばれるウツボ。
高知県や和歌山県などで郷土料理として食べられていますが、一般的には”厄介者“。
理由は、複雑に入り組んだ骨です。

米田さん 「これに沿って一回包丁を入れていきますね。これ包丁入れる時も、ちょっと骨が複雑なんでちょっと斜めにスライドさせながら」

米田さんは骨の入り方を知るために研究を重ね、独自のさばき方を習得。

◆1月からメニューに登場

今年1月から、本格的に店のメニューに加えました。

米田さん 「やってる時は、もう何回もやめようかなっていうか、挫折もしたんですけど。でもやっぱり、おいしいというゴールがわかってたんで」

そう。
ウツボは実はとってもおいしいんです。

米田さん 「それでは早速、ウツボ講座を始めていきたいと思います」

そのおいしさを知ってもらおうと、2月、お客さんなどに声をかけて体験会を開きました。

子供はこの反応!

子供 「こわい」(母親に隠れる)

ウツボに触れて、さばいて・・・
 
参加者 「初めて。(どうです、さばいてみて?)骨がどこにあるんだかわからない」

いよいよ試食。
まずは刺身です。

参加者 「おいしい」
別の参加者 「こりこりしてますね。何に近いんやろこれ」
別の参加者 「貝みたい」「貝っぽい」

続いては天ぷらとかば焼きです。

参加者 「もう見た目が見た目なんで、ちょっとクセがあるのかなと思ってたけど、意外にさっぱりしてて」
別の参加者 「ウナギに似たような食感というか、味もそうなのかなと思ってたんですけど、それに比べてすごく弾力もありますし」

ウツボのおいしさが、伝わったようです。

◆“未使用魚”を使う

米田さん
「“未使用魚”、使わないお魚ですね、サメもそうですよね、未使用魚が、静岡県は本当に多いんで、もっともっとみんなチャレンジして、いろんなお魚を使っていただければなと」

今後、サメやエイなどの料理にも挑戦したいという米田さん。
知る人ぞ知る、おいしい魚を求めて挑戦は続きます。

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