「一生忘れない」閉校の中学校 一軒ずつ卒業証書を届ける校長 静岡・森町

2020年03月18日(水)

地域話題

今年度で閉校となる森町の中学校では、隣の袋井市に感染者が滞在していたことから18日の卒業式が中止となりました。

そこで、先生たちが一人ひとり卒業生の自宅を訪問し、卒業証書を手渡すことになりました。

森町の山あいにある泉陽中学校。

町の中心部の中学に統合されるため今年度で閉校となり、58年の歴史に幕を下ろします。

本来は18日に卒業式の予定でしたが、新型コロナの影響でやむなく中止となりました。

森町立泉陽中学校・寺田敦朗校長 「本当に残念で仕方がありません。せめて私の手で卒業生に卒業証書を渡したいと思います」

卒業証書を渡すため、校長先生と担任の先生が生徒たちの家を一軒一軒訪問することにしました。

寺田校長「中学校の全課程を修了したのでこれを証明します。はい、おめでとう。泉陽中学の顔としていろんな場面で大活躍でした。さらにいろいろな場所で活躍してください」

卒業生 「はい、ありがとうございます」

泉陽中最後の卒業生は12人。

玄関先で卒業証書を読み上げ、生徒たちを送り出します。

卒業生 「在校生や親がいる前で盛大に卒業式をやりたかったのが本音だけど、こういう形になって絶対に一生忘れない卒業式になったので」

みんなで卒業式を・・・。

そんな思いはありますが、先生たちが届けてくれた卒業証書はこの日を特別にしてくれたようです。

今年度で38年の教員生活にピリオドを打ち退職する校長先生も感慨ひとしおです。

森町立泉陽中学校・寺田敦朗校長 「自分の伝えたかったことを、一人一人に言葉をかけることができて本当に幸せでした。かえって全体でやる卒業式だったら一人一人にここまで声をかけられないと思うので、そういう意味でもこうして良かったと思う。私にとっても忘れられない思い出にできたと思う」

卒業式は中止になりましたが、27日には卒業生も参加して閉校式がおこなわれる予定です。

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