閉館した「街の映画館」をゲストハウスに 御殿場に再び賑わいを…!

2020年05月08日(金)

暮らし・生活

かつて賑わいの中心にあった「街の映画館」。
大規模な映画館が増えたことで、年々その数は減っています。そんな閉館した映画館を改装して、再び賑わいを取り戻そうとしている男性が御殿場市にいます。

1人で黙々と作業する男性。

御殿場市の勝呂恒介さんです。

かつて御殿場市の賑わいの中心だった「街の映画館」を生まれ変わらせようとしています。

勝呂恒介さん 「(Q工事はどうですか?)50パーセントくらい進んだ」

御殿場市の「マウント劇場」は1952年に開館。

当時は映画館が複数あり、劇場通りとも呼ばれたJR御殿場駅前の商店街で、市内最後の映画館として、2012年に閉館するまで市民に愛されてきました。

勝呂さん 「やっぱり独特の空気があるし、中も昭和がそのまま残ってるし。映画が好きなのでなるべくこの状態をそのまま保存したいなって思うんですよ」

勝呂さん自身も、マウント劇場によく通っていました。

当時使われていた映写機や座席。

この建物を残したい・・・

今年1月から映画館を借りて作り始めたのは、宿泊しながら映画を見られるゲストハウスです。

入口の壁には、市内のウイスキー醸造所の樽を活用。

すべて手作りです。

大工でも建築家でもない勝呂さんですが、なんとこれまで飲食店や家具店など、自らの手で4つの店を建て、経営もしています。

勝呂さん 「(ピザ店のカウンターは)昔自分で作りました。(Q机とかも?)見えるもの全部自分でやりましたね。結構大変でした。自分は作るのがきっと好きなんです。お店やるのも好きなんですけど、店やる才能がある人がきっといるので、そういう人に譲ってもいいですしっていうのはあります」

勝呂さんの狙いは活気を失った御殿場の街を、もう一度盛り上げること。

その思いに賛同して作業を手伝ってくれる人が集まるようになりました。

この日もSNSで作業のことを知った、御殿場出身の女性が訪ねてきました。

御殿場出身の見学に来た女性 「ポケモンとか見に来たりとかちょっと思い出のある場所で」

勝呂さん 「ちょっと当時とは変わっちゃったけど、なるべく劇場は劇場のまま残したいなと」

見学に来た女性 「(話を聞いて)おっ!てびっくりして。なんか発想がすごい新しいと思って、ゲストハウスと劇場というのが結構話題性があるし。ゲストハウスもなんか御殿場にあるイメージがなかったので面白そうだなって」

みんなの思いが詰まったゲストハウス。期待はふくらみます。

友人 「やっぱ映画やってもらいたい。難しいと思うんですけど、宿泊している中で映画も見れるのはなかなかないので、そういうここにしかないもの、御殿場にしかないものというのをぜひ実現してもらいたいと思っています」

別の友人 「基本ゲストハウスになるので、地元の人もなぜか集まってきて、市外とか県外の人も外国の方も集まってきて、うまくコミュニケーションがとれる場所になればいいなと思っています」

エアコンや水回りなどは自らできない作業のためクラウドファンディングを募り、目標を超える130万円余りが集まりました。

勝呂さん 「自分は本当に好きで住んでいるから、すごくいい街なので面白い人に見つけてもらって来てもらって、最終的にその人たちの一部が移住してもらったりするとよりいい循環が生まれたりすると思う」

“好きな街を知ってもらいたい”

そんな1人の思いが、商店街を盛り上げるきっかけになるかもしれません。

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