クルーズ船清掃業者に聞く 家庭にウイルスを持ち込まない方法は 静岡・富士市

2020年05月13日(水)

地域暮らし・生活

緊急事態宣言が解除されても、これでコロナとの闘いが終わるわけではありません。

集団感染が起きたクルーズ船の清掃・消毒作業を担当した静岡県富士市の業者に、家庭にウイルスを持ち込まない方法を聞きました。

大規模な集団感染が起きた「ダイヤモンド・プリンセス」号。

乗客乗員が全員下船したあと、他の清掃会社とともに清掃・消毒作業を担当したのが富士市の清掃会社「リスクベネフィット」です。

高里絵理奈アナウンサー 「自分たちの感染リスクもあるじゃないですか。怖くなかったですか?」

リスクベネフィット・惟村徹社長 「怖くないと言ったらうそになっちゃうので、半分は怖い。もう半分は自分たちの腕だとか技術だったら絶対大丈夫という自信。だから半々です」

船内にウイルスが残っている可能性もある中での作業でしたが、1人の感染者も出さず1週間の清掃作業を終えました。

国内に感染が広がったいま、会社には作業の問い合わせが急増しています。

惟村社長 「依頼というか作業を検討しているというのは1日20件とか30件くらい。いまPCR検査を受けてますという会社が1日5件くらいで、陽性反応が出たらよーいドンでスタートするよって準備している」

介護施設や金融機関など、感染者が出ても長期間閉鎖できない場所の清掃作業に追われる日々です。

そんなプロの知識を生かしてウイルスを家に持ち込まない、家庭内で感染を広げない方法を教えてもらいました。

惟村社長 「まずは家の中に入る前に一番最初にやることとしては、靴の裏の除菌です」

高里アナ 「靴の裏?」

惟村社長 「これはダイヤモンドプリンセス号でも実際にやっていることで、今回のコロナウイルスは飛沫感染ですので、どうしても外に出たものが最後下に落っこちます。ですので靴の裏に大量のコロナウイルスが付着してますので、このウイルスを家の中に持って帰らない」

最も大事なのは、家にウイルスを持ち込まないこと。

家庭用の漂白剤を水で薄め、プラスチック容器の底に敷いたキッチンペーパーを濡らします。そこに靴を入れて足踏みすることで靴底が消毒できます。

また玄関に入る前に、水で濡らしたタオルで洋服や頭など外気に触れている場所を拭くと、ウイルスを落とす効果が期待できます。

高里アナ 「今ウイルス払って玄関に入りましたけど、家の中に入るとき、実際何に気をつけたらいいですか」

惟村社長 「ここで最後に拭き切れていないウイルスを家に持ち込まないために、自分の洋服をここで脱ぎます。裏返しで脱ぎます。そうすることでウイルスがついてない面だけになりますので、この状態で洗濯籠にいれることで、家族の方が洗濯する際にウイルスが付いている面を触れませんので、家族の感染を防ぐことができます」

服を脱ぐ時も、なるべく服の内側だけ触るようにすると手にウイルスが付かないといいます。

また、帰宅したらまず風呂に入ることや、床やテーブルを拭き掃除するときは拭き残しがないように一方向に拭くことなど、少しの注意で予防になります。

高里アナ 「この時期どうしても神経質になってしまって、すべての場所を掃除しなければいけないのかなと思うんですけど」

惟村社長 「そんなことはないです。コロナウイルスの飛沫感染という性質をきっちりと理解して、ポイントだけ抑えてやっていけば1日5分、1日10分で十分な予防ができると思います」

新型コロナウイルスとの長期戦。

特別なものではなく身近にあるものを使い、一人一人ができることを実践することが重要です。

◆家に入るときのポイントまとめ◆
「手洗い」「うがい」は大前提として、
・靴の裏の消毒は家庭用の漂白剤で(2日に1回の交換でOK)
・玄関に入る前に水で濡らしたタオルで服などを拭く
・外気に触れている部分に触れないように服を脱ぐ
・帰宅したらすぐに風呂やシャワーに
・飛沫は床に落ちるので床掃除を重点的に行い拭き方は一方向
気長に、1日5分10分でもできることを続けていくことが大切です。

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