緊急事態宣言の解除を発表 大打撃…観光業のホンネ

2020年05月14日(木)

地域話題

安倍首相が「感染拡大が抑え込めるレベルになった」として緊急事態宣言の解除を発表しました。

しかし簡単には喜べないのが大打撃を受けた観光業に携わる人たちではないでしょうか。

休業要請は先週解けたものの、いまだ客足が戻らない伊豆長岡の温泉旅館の山口専務の反応は。

安倍首相の会見を聞いて希望は見えましたか?

ゑびすや・山口隆良専務 「率直に、3月末からの緊急事態宣言が静岡で解除され、折り返し地点・中間地点を乗り越えられた。皆さんのおかげで乗り越えられたのかなと実感しております」

伊豆長岡温泉の状況をまずはご覧ください。

伊豆の国市伊豆長岡温泉の旅館「ゑびすや」。
4月20日から休業を続けています。

山口専務 「ゴールデンウイークも挟んで丸々1か月は売り上げがゼロという形で本当に今まで経験したことのない危機を迎えている」

5月22日の営業再開に向けて準備を進めていますが、宴会場の席の配置など感染防止対策に頭を悩ませています。

山口専務 「まず向かい合わせは危険ということになるので、この手前側はご用意ができなくなってしまってさらにこの3名様という距離ですとちょっと横の距離が不安なところがあるので、1テーブルに1人ずつ」

宿泊客同士の接触を避けるため食事は部屋食か個室の会場にします。

また大浴場は閉鎖はしませんが、感染防止のためふたつある貸し切り露天風呂を30分交代で使用してもらうようすすめます。

営業再開まであと1週間。

何とかここまで乗り切ってきましたが入っている予約は1日に数組、ゼロの日もあります。

山口専務 「やはり伊豆エリアということでは今まで需要の半分くらいは首都圏のお客様に支えていただいてましたので、首都圏のお客様のエリアがもう少し落ち着いて自由に活動ができるようになっていただかないと伊豆全体としては本格的な回復にはつながっていかないかなと感じています」

会見を聞いたゑびすやの山口さんに聞きます。

(Q首都圏はまだ宣言が続きますがどのような見込みを立てていますか?)

山口専務 「22日から営業を再開する予定、予約は数えるほどしかなく、静岡の皆さんや、今回解除されたが6月になって県を超えた利用が少しづつ増えていただければ。その先にはさらにコロナの感染が縮小傾向になって、首都圏の皆さんにもお見えいただけるような方向になってくれるのを祈るだけという状況です」

(Q感染予防と経済活動の本格化のバランスのとり方難しいのでは?)

山口専務 「旅館としても、手洗いや換気の確保、従業員にはマスクや手洗いを令報したりとか、できることをして、過去にお見えいただいたお客様にお願いするのも心苦しいが、皆様にも手洗いだとか各自で無理のない範囲で感染予防を続けていくことが重要なのかなと思います。」

(Q夏に向けたイベントへの心配や従業員の方の給料の支払いについて、今一番不安なところについては?)

山口専務 「従業員には休館期間、お休みを指示させていただいて、休業手当という形で、ダメージを受けた経営状態の中でたくさん(手当を)出せないという現状でした。会見の中で休業手当、雇用調整助成金について安倍首相が拡充をする方針をいただいたので、スピード感を持ってやってもらえると助かるなあと思います。
イベントについては、伊豆長岡温泉の夏のお祭り、すでにほぼ中止という状況で、伊豆エリアに限らず他地域もイベントはほぼ中止というところが多いかと思います。国からここまではやっていいんだよという指針が、県や市まで降りてこないとなかなか行政としても許可を出せないという部分になるかと思うので、そこの部分についても国にご配慮いただきたいなと思います」

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