静岡県内でも消えた”うがい薬” 専門家「むやみに飛びつくものではない」

2020年08月06日(木)

地域話題

大阪府の吉村知事がうがい薬の成分が新型コロナの重症化を防ぐ可能性があると発表したことを受けて、静岡県内の薬局でもうがい薬の品切れが起きています。

しかし専門家はむやみに使い続けることの害を指摘しています。

大阪府・吉村知事「このポビドンヨードによるうがい薬をすることによって、この新型コロナにある意味打ち勝てるのではないかとすら思っている」

4日に吉村知事が発表したのは、うがい薬の成分「ポビドンヨード」が新型コロナウの重症化を抑制する可能性があるとする医療機関の研究結果です。

この報道を受けて県内の薬局でも・・・

原崎瞳記者「うがい薬の並ぶ棚ですが、20種類近い商品が品切れとなっています」

そもそも新型コロナの感染拡大で、うがい薬の需要は高まっていたため8月1日から1人1個の購入制限をしていましたが4日は・・・

杏林堂薬局ピーワンプラザ天王店・鎌倉豊店長「報道後に売り場に殺到する状況で、(4日午後の)2時半くらいから30分ぐらいでもう物が無くなってしまう状況でした」

品切れは県内各地の店舗で相次いでいて、在庫はなく入荷時期も未定です。

鎌倉店長「もともと必要な方に購入いただけるように個数制限をかけていたので、必要数以上の購入や転売目的の購入は控えていただきたい」

うがい薬が新型コロナに効果があるのか?

街でも様々な声が聞かれました。

女性「可能性のあるものは試してみようみたいな感じかな」

別の女性「医学的な根拠がはっきりしないと、ちょっと信頼できるか疑問に思います」

別の女性「新型コロナ対策にもなるんだったら、ずっと使ってても害は無いしいいとは思ってます」

しかし、医薬品の有効性や安全性を研究する静岡県立大学の山田浩教授は、効果が認められるかはまだ何とも言えないとしています。

静岡県立大学・山田浩教授「まだ少数例の方々に対しての試験であるということ、水のうがいが最も風邪の症状には効果的であって、イソジンはそれほどでもなかったという結果も出ています。イソジン、ポビドンヨードと水のうがいで比較をしているのかとか、全くうがいをしない状態と比較しているのかといったことが、重要となってきますね」

そのうえで、ポビドンヨードは殺菌効果が強いため、「むやみに飛びつくものではない」と長期間の日常的な使用に注意を呼び掛けています。

山田教授「効果が強いという反面、人に対してうがいで使う場合は長期に使っているとそれが正常な粘膜までも障害してしまうといったことも起こりえます。むやみに飛びつくようなものではないと考えます」

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