新型コロナの夏 海水浴はできるのだろうか・・・ 静岡

2020年07月10日(金)

地域暮らし・生活

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、すでにさまざまな大型イベントの中止が決まっています。
一方で、県境をまたぐ移動の自粛緩和など徐々に経済活動も再開されています。
こうした中、今年の夏に海開きをするのかしないのか、様々な決断が迫られています。

6月11日。

下田市内の観光協会や観光関係者が砂浜で行っていたのは、4メートル四方のマス作り。

海水浴場の開設を控え、客同士の距離を保てるようにと、浜辺に打ち上げられた石を使い感染対策への備えを進めています。

伊豆白浜観光協会・鈴木和明会長「やっぱりこういう事(感染防止対策)を地元がやっているよと、アピールする事が必要かなと思っています」

県内に54カ所ある海水浴場。

夏のレジャーを楽しもうと毎年約200万人が訪れています。

新型コロナウイルスの感染が広がり、今年は自治体でも対応が分かれています。

すでに開設を決めているのが東部や伊豆半島の35カ所。

一方、西部や中部などの17カ所は中止を決定、2カ所は検討中としています。

熱海市・齊藤栄市長 「これから本格的に観光地・熱海の経済の再生を図るために、海上花火大会、また海水浴については感染予防に最大限の注意を払いながらその実施を図ってまいりたいという風に考えております」

神奈川県と隣接する熱海市は、県境をまたぐ移動制限がないことを前提に海水浴場の開設を決定。

また、感染対策として密集を避けるため、近隣の駐車場の利用制限や利用客数をリアルタイムで把握するためにAIカメラを導入し、混雑時には別の海水浴場の利用を促すなどをしていく予定です。

熱海市・齊藤栄市長 「2月くらいからずっと観光業が自主的にストップした状況になっていたので、それを再開させる転機の夏となれば」

熱海市の隣の伊東市のビーチも開設が決まり、すでに海の家の設置工事が進められています。

神奈川県内の海水浴場が中止となる中、熱海と並び、静岡の東の玄関口として首都圏からの例年以上の利用客が来る可能性もあり、感染予防だけでなくその後の拡大防止にも力を入れる予定です。

伊東海水浴場組合・佐々木清組合長 「今まで海水浴、海の家で名簿を書くことはどちらかと言えば個人情報で皆さん嫌がっていましたけど、これはご協力してもらい、せめて連絡先をしっかりと把握して、そして何かあった時にはいち早く連絡をとって拡散しないように」

県内各地で真夏日となった6月27日、伊東市の砂浜にはすでに水遊びを楽しみ人の姿も。

周辺の駐車場には首都圏ナンバーの車もありました。

観光地にとっては期待もありつつ不安もあるといいます。

干物店の店主「商売している以上はやっぱり期待はしてます。やっぱこういう海の家をやることによってお客様が少しでもくれば、うちあたりにはプラスになると思いますけど。でも都内の方でもまだ新型コロナの感染者が出ているようで、少し心配もありますけどね」

一方、県内でいち早く海開きを行わないと決めたのが静波海水浴場などのある牧之原市です。

牧之原市・杉本基久雄市長 「安心安全な海水浴場を売りとしてファミリー層に楽しんでいただく。多くのお客さんに来てもらっている。その一番“要”となるライフセーバーが、この4月以降一度も集まって訓練できていない」

時に命の危険もあるライフセーバーの準備ができない中で、安全確保が難しいと判断しました。

ただ、海へ遊びに来る人たちはいると考えられるため、ライフセーバーを配置することなどを考えています。

牧之原市内に観光客が訪れるのも7月と8月です。

市は静岡と山梨県民を限定に、独自の助成金を設け誘客を促します。

最大1人1泊5000円を補助するほか、飲食店などで使える1000円分の商品券を配ります。

牧之原市長・杉本基久雄市長 「いろんな体験、サーフィン教室から水上バイクからサップから、今年新しいやり方を考えてみて、年間通じた観光・宿泊に結び付けたほうがピンチはチャンスになるのではないか」

感染対策を取りながら、地元の経済をどう回復させていくのか。

知恵を絞っています。

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