ナラ枯れ被害 ジワジワ広がり御殿場市に… 市民の“憩いの森”など7000本被害 静岡

2020年10月29日(木)

地域

こちらをご覧ください。富士山の裾野に広がる林を今週空から撮影した映像ですが。木々の色が変わっています。

これは紅葉ではなく「ナラ枯れ」です。いまナラ枯れが県東部で深刻化していて御殿場市では市民に処理のための補助金を出すなど対策を急いでいます。

御殿場市の富士山樹空の森。

敷地内には3千本以上のサクラやクヌギ・ナラの木などが植えられています。

樹空の森 勝間田英実支配人「いまもう完全に枯れ枝みたいになっていますけど変な時期に紅葉のような状態になってきて気づいた」

今年6月ころから枯れ木が目立つようになり先月末の時点で184本が枯れてしまいました。

原因は「ナラ枯れ」。

カシノナガキクイムシという虫が木に入ることで、カビの一種ナラ菌を媒介して木が枯れてしまう病気です。

御殿場市農林整備課 芹澤光人さん「静岡県内であれば西部ですとか伊豆のほうから被害が段々東部のほうに拡大してきて、今年、被害にあったと聞いています」

ナラ枯れは今年、御殿場市で急速に広まり、市の試算では約7000本が被害にあっています。

枯れた木は伐採するしかありません。

樹空の森 勝間田英実支配人「5月くらいまでに処置をしないと今木の中に入っている虫の幼虫が巣立って行って、さらに広げてしまうということになりますので」

御殿場市は24日ナラ枯れに詳しい樹木医による市民相談会を開きました。

被害にあった人「これで成虫なんですか。これがあんなにいたずらするの」

ハーモニアス樹木医事務所 本間康裕代表「そうです。入っているのが1匹だけではなくて、大体直径30cmくらいだと2000匹くらい入っています」

市は先月、ナラ枯れ対策の補助制度を創設し、20万円を上限に伐採や害虫駆除の経費半額を負担します。

29日までに市内のゴルフ場など11件の申し込みがありました。

被害にあった人「うちのほうに倒れるのだけは困るから、補助金が出たことによってダメな木は全部切れるかなという感じです」

ハーモニアス樹木医事務所 本間康裕代表「できれば地域の自治体や森林組合が協力し合って、防除に向けて何らかの対策を講じていくということができれば、一番よろしいのかなと」

一般的には、1年から3年で収束するといわれるナラ枯れですが、地域の木々に壊滅的な被害が出る前に対策が必要です。

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