川勝知事が大雨被災現場を視察 「勝手なことを言うな」リニア工事できる状況にないと主張

2020年07月21日(火)

ビジネス(政治・経済)

「机上の空論もいいところ」

静岡県の川勝知事は21日、リニアの工事現場に続く静岡市の林道の大雨による被災箇所を視察し、改めて工事ができる状況にないと主張しました。

静岡市葵区を走る林道東俣線。

畑薙ダムからさらに上流に進むと・・・

入口鎌伍記者「リニアの工事現場につながる作業用の仮設道路です。大雨によって道路が寸断されたわけですが近づいてみますとこのように水で抉られた様子がよくわかります」

21日川勝知事が視察したのはリニアの工事現場に向かう道。

一番南に位置する椹島ヤードからもまだ約10キロ手前の地点です。

現場に到着した知事がまず口にしたのが…。

川勝知事「仮設道路が無くなったわけですね向こうの。これどのぐらい来た?」

県職員「距離的に3.8キロです。沼平ゲートから3.8キロ」

川勝知事「3.8キロで通行止めか・・・」

去年の台風で林道は崩落。川の中を走る仮設道路も6月と7月の大雨により路面が削られてしまい、復旧のめどはたっていません。

この作業環境について知事は、これまでも繰り返し訴えていました。

川勝知事「工事をすると言っても出来る状態ではない。本末転倒というか現場を全然踏まえてない議論だと思います」

国交省・藤田事務次官「今できることを進めておく…」

川勝知事「今できることは作業員の安全を確保することでしょ」

10日に行われた国交省・藤田事務次官との会談で安全確保ができていないと工事再開を望む事務次官の求めを拒否しました。

状況をアピールするためか6月に続き再び現場を訪れた川勝知事。

川勝知事「6月中に仕事をさせてくれと言ったのが金子社長で7月中に何とかと言っていたのが藤田事務次官で、これでどうして仕事ができるんですか」

JRによると奥の作業拠点ではあわせて150人が泊まり込みで作業していましたが、12日までにはヘリコプターなどを使い全員が下山しました。

これを職員から聞いた知事は…。

川勝知事「作業員がいないわけですよね今」

県職員「そのように聞いています」

知事「どうしてそれで作業できるでしょうか」

知事は工事を開始したいというJRや国交省の要望を「机上の空論」と一蹴。

22日には自民党のリニア特別委員会に出席して現状を訴える予定です。

川勝知事「仕事出来ないじゃないですか。そんなところで仕事をさせろと言うこともおかしい。机上の空論で実際に作業している人のことを知らないで、勝手なことを言うなと強く申し上げたい」

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