女子ソフトボール 日本代表の主軸~静岡出身・山崎早紀選手を支える“絆”

2020年09月04日(金)

地域

いよいよ開幕する、女子ソフトボールの日本リーグ。
東京オリンピックにつながる特別なシーズンに臨むのが、静岡県・常葉菊川高校出身の山崎早紀選手。
自粛期間中の彼女を支えた絆に迫りました。

新型コロナウイルスの影響により5カ月遅れでようやく開幕を迎える、女子ソフトボールの国内最高峰「日本リーグ」。

今年は、オリンピックでの開催が2008年の北京大会以来3大会ぶりに復帰するとあって、特別なシーズンです。

その重みを強く感じる一人が、常葉菊川出身・山崎早紀選手(28)

所属するトヨタ自動車だけでなく、日本代表の主軸も担うスラッガーです。

トヨタ自動車・山崎早紀選手 「まずは、リーグ戦が無事にやれることがすごくありがたい。“1球の大切さ”だったり、“1打席の大切さ”だったりとか、そういうことを実感するリーグ戦になるかなとは思います」

本来なら春から秋まで22試合で争うリーグ戦ですが、今年は半分の11試合に減ったため、試合勘を取り戻しながら、限られたチャンスの中でのアピールが欠かせません。

これまで日本リーグで打点王に輝くなど、国内屈指の“長打力”はニッポンの大きな武器。

ただ、緊急事態宣言の最中は練習が出来ず、1カ月、社業に専念した期間が彼女を迷わせていました。

トヨタ自動車・山崎早紀選手 「このまま(社業に)専念してもいいんじゃないかなっていう時期はありましたよ。オリンピックもどうなるかわからない状況だったので、このまま辞めて楽になっちゃえばいいんじゃないかなって思いました」

例え辞めても、誰も非難はしないコロナ禍。

ただ、“ある人の支え”が彼女の迷いを振り払ったのです。

トヨタ自動車・山崎早紀選手 「お姉ちゃんとは、コロナウイルスで練習ができなったという連絡をしながら、『大丈夫?』っていう些細な連絡から『今どうなってるの?』っていう」

1つ違いの姉、奈美佳さん。

小・中・高と9年間も同じチームで切磋琢磨してきたライバルであり、1番の良き理解者です。

実は今年3月、リーグ戦の延期が発表される直前の取材の際に…

山崎選手の姉・奈美佳さん 「いっぱい悩んで、泣き言も聞いてきたけど、やっと自分の力を発信するときがきたと思うので、あとは思う存分、いろんな人に支えられた感謝を忘れずに、子供たちに夢を与えられる選手になって欲しいなと思います」

トヨタ自動車・山崎早紀選手 「姉の存在っていうのは1番大きくて。今はやめちゃって、姉の分まで頑張らなきゃいけないなという気持ちはあります」

今は引退して指導者の道を歩む奈美佳さん。

その姉からのある提案が彼女を奮い立たせました。

トヨタ自動車・山崎早紀選手 「学生さんたちも試合がなくなったと連絡を貰って、元気をあげられたらいいなと連絡が姉からあって。ここで終わっちゃダメだなと思いました」

ソフトボールに打ち込む学生たちの希望になるため、もう一度バットを手にした山崎選手。

彼女の一振りには、これまでにない思いが込められています。

新型コロナウイルスで夢舞台が開かれるのか不安な思いもありますが、ただ今は開催を信じ、山崎早紀選手、勝負のシーズンインを迎えます。

トヨタ自動車・山崎早紀選手 「無事にリーグ戦が最後まで行われることと、オリンピックはまだどうなるかわからないですけど、開催されたときには良い色のメダルが手元にあればいいかなと思います」

山崎選手の所属するトヨタ自動車は、6日が開幕戦、対戦相手は日本代表のエース・上野投手擁するビックカメラです。

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