最後の10年をくらす「3歩の部屋」 人生100年時代のモデルルーム

2021年03月02日(火)

暮らし・生活

人生100年時代となり介護が必要になっても、できる限り自立した生活を目指して。

人生の最後の10年に住む最後の一部屋を考えたモデルルームが公開されました。

キーワードは「3歩の住まい」です。

先端医療の技術開発を目指す静岡県長泉町のファルマバレーセンターに、県や静岡がんセンターなどが協力して設けたモデルルーム。

静岡がんセンター 山口建総長「健康寿命が尽きた後、本当の寿命が尽きるまでの約10年間をどう過ごすのかというのが、今回のテーマになりました」

参考にしたのは静岡がんセンターの病室などです。

仲田悠介記者「新たに考案されたこちらのモデルルームでは、普段過ごすこのベッドからわずか3歩でトイレに移動することができます」

28平方メートルの部屋は中心となるベッドから生活に不可欠なトイレ、洗面台、シャワールームなど、ほとんどの場所にほぼ3歩で移動できるよう設計されています。

ファルマバレーセンター植松浩さん「すぐ立ち上がったら手すりがあります。手すりに伝わって次の手すりまで行けば、普通に歩けば3歩でトイレの前まで来られますよと」

霧状のお湯が出ることで湯船につからなくても温浴効果が得られるシャワーも設置。

そしてベッドにも仕掛けがあります。

ファルマバレーセンター 植松浩さん「背もたれが前へ倒れまして自分で立ち上がるというよりは、離れるだけという操作だけで、立ち上がりができるようになります」

「膝の力腰の力が弱っていても、ここからヨイショというだけで、これだけで立ち上げるこういう離床支援機能を持ったベッドになります」

また壁や床には抗菌・消臭効果がある素材を使用しているほか、今後は遠隔診療なども想定し改良を重ねていくことにしています。

静岡がんセンター 山口建総長「単なるハウスメーカーとかマンションメーカーだけじゃなくて、意外な企業が参加することで全く新しいアイデアが生まれつつありますので、そういうことを大事にしてより良いものを作っていきたいと思います」

将来的にはベッドが部屋から飛び出し、車として近隣を走行できる技術も、描いているのは20年後の高齢者の暮らしです。

ファルマバレーセンターは介護や医療業界だけでなく、様々な業界と連携し未来の「ついのすみか」を提案しようとしています。

静岡の健康寿命は平均で男性が72歳、女性が75歳。

平均寿命は男81歳、女87歳なので、最後の10年をいかに自立して過ごせるか超高齢化社会で大事になってくる。

家具は研究開発中のものもあり、全てが販売されているわけではありません。

ファルマバレーセンターに申し込めば見学も可能です。

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