【新型コロナ】クラスター発生 浜松医療センターが会見 6人感染者を確認 静岡・浜松市

2021年02月23日(火)

地域

浜松市中区にある浜松医療センターは、新型コロナウイルス感染症患者が発生したとして、23日午後2時から会見を開き、詳細を説明しています。

説明者:海野直樹院長

2月22日16時頃、職員(医療従事者)1人が体調不良を訴えたため、検査をして陽性が確認されました。この職員はコロナの専門病棟ではなく、一般病棟の職員です。急遽、22日夜、その病棟に出入りする職員(医師・看護師・薬剤師・理学療法士など)と入院患者全員の検査(抗原定量検査=1時間ほどで結果が出る)を実施しました。200件を超える検査の結果、新たに職員1人と入院患者3人の計5人が陽性となり、クラスター発生ということで報告することになりました。

偽陽性の患者もいたため、再度検査した結果、もう1人入院患者の陽性が判明し、結果、職員2人と入院患者4人の陽性が確認されました。ひとつの病棟に限って感染者が発生しているため、救急指定病院としての業務、他の病棟は通常通りの業務を行っています。

どこからウイルスが持ち込まれたのか、推測の域を超えませんが、可能性をいくつかあげると、最近、浜松市西区でも、ある工場でクラスターが発生したように、患者は減少傾向にあったものの、一定数以上減らない状況でした。浜松医療センターのコロナ感染症病棟も23日10時現在、25人のコロナ患者が入院しています。

そういう中で、職員が1人感染したため、可能性としては、2人職員が感染しましたが、どちらかが市中感染でもらってきて病院に持ち込まれた可能性も否定できません。職員は毎日検温していますし、熱があれば病院に来ないという行動規範があります。行ってはいけない地域も決めていますが、市中でもらった可能性は否定できません。

救急病院として年間6000人の患者を受け入れていますが、すべての患者が入院する場合、抗原定量検査を実施しています。安全は担保できていると思いますが、抗原定量検査・PCR検査ともに100%ではありません。偽陰性(=コロナであっても陰性とでてしまう)は2~3割あると言われています。コロナの抗原定量検査をやっていますが、偽陰性が混じっていた可能性も否定できません。いまはどちらも考えられます。(職員が市中でもらってきたか、患者が偽陰性ですり抜けた可能性)

そして面会は原則禁止にしています。しかし、がん末期の患者さんもいますし、短時間の面会をする人もいます。患者さんが最期の状態の場合、付き添ってもらって看取りに立ち会ってもらう、小児病棟であれば家族が付き添う、認知症の場合も家族が付き添う、付き添いのコロナ検査はしていないため、ここから持ち込まれた可能性も否定できません。

<今後>
感染者が発生した病棟は今後、3日ごとに検査をしていく予定です。症状が出ていなくても潜伏期で発病する可能性もあるため、今回陽性の方はコロナ専門の隔離病棟に移っています。また出てくる可能性もあるため、当面この病棟については新たな入院患者は受け入れず、退院する次期であっても今後2~3回の検査をして、陰性であると繰り返し確認されたら退院を許可する処置をとることにしました。

あわせて当院は、浜松市でコロナ患者が発生した場合、第一に入院を受け入れる施設です。現在、入院が25人になっているため、当面、コロナの患者受け入れを停止することと致しました。浜松には浜松医科大学、三方原病院が主に受け入れていますし、二次救急として遠州病院、浜松労災病院、浜松赤十字病院も受け入れてくれているため、当院が受け入れを停止している間、大変なご迷惑をおかけすると思いますが、先生方とは情報交換を密にしているため、当院が一段落したら、コロナ病棟を再開して受け入れ態勢を戻したいと考えています。

〇発症病棟を退院した人が20数名いるため、コロナの検査を実施(24日以降)
〇1000人の職員、入院している450人を全員検査するかは推移を見ながら検討

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