自転車・ロード「レバンテフジ静岡」 若手2選手に注目~幼なじみでライバル

2021年03月26日(金)

地域芸能・スポーツ

自転車・ロードレースの話題です。

去年、発足したプロチーム「レバンテフジ静岡」。

2年目の今年は、27日に開幕する国内最高峰の新リーグ「JCL(ジャパンサークルリーグ)」に挑戦します。

今シーズンの躍進に欠かせないのが、幼馴染でもある若手選手の切磋琢磨です。

3人の選手を迎え新体制となったレバンテフジ静岡。

今シーズンは9つの地域密着型チームが参加する新たなプロリーグ「JCL(ジャパンサイクルリーグ)」を主戦場に戦います。

注目は、在籍2年目の海野晋作(うみの・しんさく)選手、19歳。

どんなレース展開にも対応できるオールラウンダーで、特に坂を上る力はチームの中でも一目置かれる存在です。

高校生からプロカテゴリーに参戦している数少ない選手でもあります。

しかし、昨シーズンは海野選手にとって悔しいものになりました。

出走した11レースで最高位は37位、うち6レースは完走もできませんでした。

レバンテフジ静岡・海野晋作選手 「いい経験ができたというのもあるんですけど、全体的にみるとやっぱり、結果的に全然だめだったかなと思います。ここでもう少し調子があげられたら、もう少しチームに対していい走りができたのかなというところが、思い返してみるといっぱいあったので」

走りのセンスは抜群。

しかし、スタミナと勝負所での瞬発力が海野選手の課題でした。

課題克服のため、彼はオフシーズンに最長で1日250キロもの距離を走りこみ、勝負所でもブレなく走るための体幹トレーニングを続けてきました。

その甲斐あって2月の合宿では、年上の選手たちにも引けを取らない力強い走りを見せ、監督もその成長に期待を寄せています。

レバンテフジ静岡・二戸康寛監督 「練習量見ても、うちの選手の中で多分一番多いですし、やはり去年の今頃の海野とは全く違うと思います。ここから順調に仕上がっていけば、レースを重ねてレース強度に順応していけば、今年は結構(シーズン)中盤、後半あたりで期待できるんじゃないかなと思っています」

レバンテフジ静岡・海野晋作選手 「去年と同じ走りをしちゃいけないっていうのもあるんですけど、最近、大学生のレースだったり、Jプロツアー(別のプロリーグ)のレースで、僕と同い年の選手が活躍しているので、負けてられないっていう思いが強いですね」

海野選手がこう語るのには、今年加入した一人のチームメイトの存在が。

今年プロデビューする高梨万里王(たかなし・まりお)選手、富士宮市出身の19歳です。

ゴール前のスピード勝負を得意とする「スプリンター」で、アマチュアの大会では優勝経験もあります。

実は二人は、幼少期からのライバルなのです。

今から10年ほど前、小学生だった彼らは各地のレースで表彰台を争い、当初の順位は常にスプリンターの高梨選手が上でした。

レバンテフジ静岡・海野晋作選手 「スタートして3周ぐらいまでは僕とマリオでアタックを掛け合っていたんだけど、だいたい僕が最後に遅れてしまって、結局逃げられてしまって負けることが多かったです。毎回負けているのはやっぱり悔しいですね」

しかし、6年生から、特に上り坂での脚力に差がつき、オールラウンダーの海野選手が高梨選手を上回るようになっていきました。

レバンテフジ静岡・高梨万里王選手 「やっぱり最初に負けた時には、かなり悔しくて、自分も練習しなきゃなって感じで思ったんですけど、練習してもその差はなかなか縮まらなかったですね。今になっても小さいころからのライバル心っていうのはまだ続いています」

ライバルでありながら、気心が知れた幼なじみ。

チームメイトが年上ばかりのなか、悩みなどを気軽に話し合えるお互いの存在は貴重なもの。

そしてそれはチームスポーツであるロードレースにも影響を与えていくと、二戸監督も信じています。

レバンテフジ静岡・二戸康寛監督 「個人個人の集合体でチーム戦をやっていくわけですから、お互いを知っている、分かり合えているという間柄は非常に武器になると思うんですね。オールラウンダーの海野、どちらかというと上りも走れる海野とゴール勝負とかにしっかりと絡んでいけるマリオ、そこの連携が図れてくることでのメリットってすごく大きいと思っているので、期待していますね」

チームに所属する9人のうち、今シーズン参戦する新リーグに出場できるのは各レースで6人まで。

お互いの存在はやはり特別な思いがあります。

レバンテフジ静岡・高梨万里王選手 「心のどこかに(負けたくないという)そういう気持ちがあって、それでもっと頑張んないとみたいな、晋作に負けないみたいな気持ちが少しはあると思うんで、それがまだ燃えていますね」

レバンテフジ静岡・海野晋作選手 「選考でマリオに負けたくないという気持ちは大きいですけど、マリオと同じレースで走ってみたいという気持ちも大きいですね」

レバンテフジ静岡・海野晋作選手、高梨万里王選手 「レバンテフジ静岡の、海野晋作です、高梨万里王です。若い力でチームに貢献できるように、頑張ります」

◆幼なじみでライバル◆

まさに「切磋琢磨」を地で行く二人。

今の実績では海野選手が上回っていますが、高梨選手も得意のスプリントを中心に調子が上がっているということで、開幕戦が楽しみです。

レバンテフジ静岡が参戦するJCLは27日、28日の栃木県でのレースは公式ユーチューブチャンネルで生配信されるということです。

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