議会の結論は… 3億円超の「大河ドラマ館」巡り市議会紛糾 静岡・伊豆の国市

2021年03月31日(水)

地域

来年の大河ドラマの主人公北条義時のゆかりの地として静岡県伊豆の国市が計画していた「大河ドラマ館」をめぐって、市議会が紛糾しました。

市が計上した3億3500万円の予算案を議会が否決。

最終的には「大河ドラマ館」の計画そのものが白紙となりました。

塩月尚平記者 「観光の活性化に向けて、伊豆の国市が計画した大河ドラマ館はこちらの施設を活用して整備される予定でした」

NHKの来年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公・北条義時生誕の地伊豆の国市。

伊豆の国市は新たな観光の目玉にと、市の施設「韮山時代劇場」を活用してドラマの衣装などを展示する「大河ドラマ館」を計画し、来年度の予算案に3億3500万円を計上していました。

しかし、この議案を巡って市議会が紛糾します。

財政的な問題があるとして反対する議員が、民間の伊豆の国パノラマパークを使う約1億100万円の修正案を示します。

22日の臨時会で市の予算案は賛成7反対8で否決。

それでも30日開かれた臨時会に、3300万円減額した3億200万円の修正案を示した小野登志子市長。

これに対し市議側も1億3000万円の修正案を示し、再び市の予算案は否決。

さらに小野市長が「再議」を求めますが、またも市の予算案は否決。

議会は夜にずれ込み結局・・・

伊豆の国市・小野登志子市長「大変遅くまでかかってしまいました、ご苦労様です。再調整しましたので、これを議会に提出するものであります」

伊豆の国市・街作り政策課「ドラマ館設置関連ゼロ、運営関連これもゼロ」

最終的にはPRなどのための最低限の額2100万円を残した予算案が可決し、計画は事実上白紙となりました。

伊豆の国市・小野登志子市長「国の交付金をせっかくいただいたのに、生まれた子供が日の目を見なかった残念さはなんと表現していいかわかりません。必ず新たな施策を持ちまして、大河ドラマ館よみがえることと思っています」

小野市長はこう述べ、民間の資金を募ってドラマ館実現にかける意思を示しました。

こうした状況に市民は・・・

女性市民 「こんなに大きな予算をかけてやるのはどうなのかなとは思いましたけど」

男性市民 「ちょっとおかしい、あの議員さんたちはおかしい。私が言わしてもらえれば、お金をある程度かけないとドラマ館なんてできないですよ、言っちゃ悪いけど」

4月、市長選挙と市議会議員選挙を控えている伊豆の国市。

市長選挙に立候補を表明している山下正行さんは「大河ドラマをまちづくりに活かすのは賛成」としながらも・・・

市長選挙に立候補を表明・山下正行さん 「ただそのやり方ですね。その予算の規模だとか、それから事業の中身ですね、それをコロナのリスクが消えない中どこまでやるのか、もう少し賢い使い方があるのではないかと」

ドラマ館の今後は、次の市長や議員に委ねられることになります。

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