高齢者のワクチン接種「家族ではダメ…本人の同意必要」静岡市で混乱

2021年04月14日(水)

地域

12日から全国で高齢者への新型コロナのワクチン接種が始まりましたが、高齢者の入所施設での接種から始める予定の静岡市で、接種の同意をめぐり混乱も起きています。

静岡市保健福祉長寿局・長谷川誠統括監「明確に私たちも伝えなかったところが誤解を招いたと言いますか」

静岡市は13日、市内で最初に高齢者のワクチン接種を行う予定の瀬名病院で、接種予定だった入院患者150人あまりが、13日時点で30人ほどに減ったことを明らかにしました。

その原因は。

静岡市保健福祉長寿局・長谷川誠統括監「(施設側は)ご本人の同意がなくても、というような感覚でいたのではないかと」

施設側は家族の同意のみだったため、あらためて意思確認を行い、14日までに接種予定者は107人になっています。

厚労省は、新型コロナのワクチン接種をインフルエンザなどの予防接種と同様に「本人の同意が必要」としています。

家族による同意書への代筆は可能ですが、仮に本人の意思表示ができない場合は「接種できない」ということです。

清水区にある特別養護老人ホーム「蜂ヶ谷園」。

約100人の入所者全員への「本人の同意」にはハードルを感じています。

蜂ヶ谷園・植原信秀施設長 「しっかりとした意思確認ができる方の割合は10人~20人。(家族に)ご本人と会ってもらい、会話のなかで利用者に納得してもらう。そういった時間を今後どういうふうに構築していくかも課題だと思う」

【スタジオ解説】

浜松市でも高齢者施設の入所者へのワクチン接種を19日から始めます。

市によりますと、施設側に予防接種と同じ対応を施設側に求めたうえで、接種する際に改めて普段常駐する医師が本人の意思確認を行うということにしています。

厚労省でもどういった場合が本人の意思を確認できたとするか明確な基準はなく、各自治体そして施設側には難しい判断が迫られることになりそうです。

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