VRで学校生活を疑似体験 発達障害の子供たちを支援  静岡

2021年04月23日(金)

地域話題

発達障害を持つ子供たちを支援する静岡県内の企業が、全国で初めてVR技術を活用した支援を始めました。

ゴーグルを付けて学校生活を疑似体験し、対処の仕方を練習します。

「はーいこんにちは。VRのオンライン教室にようこそ」

静岡県内18カ所で発達障害の子供などに放課後デイサービスなどを提供している「リカバリー」は、4月から新たな支援を始めました。

「ゴーグルは手元にあるかな?近いところに。そうそうそう、みんなかぶってみて、ちょっと」

離れていてもその場にいるかのようなリアルな体験ができるVRです。

リモートで授業に参加しているのは小学3年生から中学1年生までの4人。

感情のコントロールやコミュニケーションを取ることが難しい発達障害を持つ4人が、実際の学校生活で起こるシーンを疑似体験します。

ここで体験できるのは「自己紹介」や「先生に怒られたとき」など12種類。

生徒「なあなあ、きのうテレビでやってたラーメン特集見た?」

先生「こうた君授業中だから。そこの二人なにやってるんだ?授業中だぞ」

例えば友達が話しかけてきたのに、先生におしゃべりをしていると怒られてしまった時は?

机を蹴る?

深呼吸する?

先生「机蹴っちゃった人?どんな気持ちで机蹴っちゃおうと思った?」

生徒「いらついた気持ち」

先生「いらついた気持ち?」

一方、深呼吸を選ぶと・・・。

生徒「先生、俺が話しかけちゃいました。こいつは悪くないです」

うまくいきました。

VRを体験した子供たちはいつもよりも明るく楽しみながら感情のコントロールを学んでいました。

生徒 「(Q:きょう実際にVRの授業受けてみてどうだった?)楽しかった(Q:どんなところが楽しかった?)授業で深呼吸して机を蹴るのをやめた」

リカバリー・坂平一芳代表 「仮想の現実の中では何回も繰り返して練習することができる。こうしたら失敗するんだろうなということも回避できる。それを体験として頭の中に組み込んでいけるということもメリット」

新型コロナで実際に人と会うことが難しい今、VR体験は落ち着いた場所で何度でも練習できる有効なツールになりそうです。

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