”駿河湾の宝石”サクラエビの春漁が始まり、静岡市清水区の由比港では4月3日朝に初競りが行われました。
3日朝早く、由比港にはピンク色に輝くサクラエビが並び、仲買人たちが大きさや質を確かめながら値札を入れ初競りが始まりました。
悪天候で6日遅れとなった初日の水揚げ量はおよそ4.2トンで、比較的多かった2024年を大幅に下回ったこともあり、由比港の平均価格は15キロあたり7万8000円あまりと2024年より2万8000円ほど高くなっています。
関係者は水温の低さを要因に挙げ、今後の回復を願っていました。
由比港漁業協同組合・大石達也 組合長:
温度が上がればサクラエビの群れがまとまる傾向にあるので、これからよくなれば漁もよくなると思う
サクラエビの春漁は6月5日まで行われます。