逮捕前後から不可解な言動が伝えられていた俳優の広末涼子 容疑者について薬物検査の本鑑定の結果、睡眠薬などを含め違法な薬物は検出されなかったことがわかりました。
「別件捜査という色彩を帯びている可能性が…」 “異例”の勾留決定 どうなる?広末涼子 容疑者の今後 菊地幸夫 弁護士も驚きの展開に広末容疑者のこれまでについて
広末容疑者のこれまでについて加藤解説委員が整理します。
加藤洋司 解説委員:
広末容疑者は4月8日に看護師を蹴ったりした傷害の現行犯で逮捕され、翌日に送検されたあと、19日まで10日間の勾留が決まっていました。
広末容疑者の不可解な言動について
加藤洋司 解説委員:
捜査機関は浜松サービスエリアや交通事故のあと、それに病院や取り調べなど広末容疑者の不可解な行動が続いたため、薬物の影響を確かめる捜査が必要と判断してきました。
広末容疑者から違法薬物など検出されず
加藤洋司 解説委員:
そのために行われたのは家宅捜索や薬物の詳細な鑑定です。
結果、自宅から違法な薬物は見つからず、本鑑定でも違法な薬物や睡眠薬などの成分は検出されなかったことがわかりました。
加藤解説委員
加藤洋司 解説委員:
広末容疑者は「薬に関する捜査が必要」として検察から勾留請求が出され、身柄を拘束しての捜査が続けられてきました。
従って、今回薬に関する鑑定結果が示されたのは大きなポイントと言えます。
蓮見直樹アナウンサー:
違法な薬物が検出されなかったということは身柄を拘束する理由がないのでは?
加藤洋司 解説委員:
薬物に関する捜査のために拘束されていたので非常に大きな鑑定結果が示されたと言えますが、元々は傷害の容疑で逮捕・送検されてこちらの捜査も続いていますので、こちらについては弁護士がどのような活動をどこまで進めているのかが大きなポイントとなってきます。