港町・清水で高まる“観光力” 河岸の市やフェリー乗り場がリニューアル 海の玄関口として進化に期待

マグロなど新鮮な魚料理が楽しめる清水河岸の市やフェリー乗り場がリニューアル。JR清水駅周辺が、より観光スポットとして楽しめることになりそうです。

リニューアルする「河岸の市」

新鮮なマグロやカニ、アジの干物など魚介類の買い物や魚料理を楽しめる静岡市の清水河岸の市。

JR清水駅近くの人気の観光施設が一部リニューアルして4月19日にオープンします。

その特徴の1つはJR清水駅から歩行者デッキで直接つながること。

観光客の利便性が高まります。

フェリー乗り場の位置関係

さらに、4月18日にオープンするのが、こちらも駅からすぐの場所にオープンする駿河湾フェリーの新しいターミナルです。

清水港から伊豆の土肥港を90分で結ぶ駿河湾フェリー。

これまでのターミナルは駅から2km離れた日の出埠頭にありましたが、利便性を高めようと清水駅からすぐの江尻地区に整備しました。

岸壁は164mで、総工費は36億円。

また、静岡市は新たなフェリー乗り場に隣接する製油所跡地に清水エスパルスのホームとなる新スタジアム構想を進めていて、一体的な街づくりが進みつつあります。

松浦高之 常務理事

静岡商工会議所・松浦高之 常務理事:
清水都心に直結した場所にフェリーの乗り場があるということで、清水の中心市街地の特徴になる。清水経済を上向かせるためにも都心部の開発は非常に重要。その一助として今回のフェリーと(河岸の市)いちば館に期待している

清水港周辺では水族館を備えた海洋ミュージアムの整備も進んでいて、物流の拠点としてだけでなく静岡市の海の玄関口としての街への変貌が期待されています。

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