連合静岡はここまでの春闘の集計結果を公表し、賃上げ率は高い水準を維持していることがわかりました。
連合静岡は春闘の状況を把握するため4月4日までに回答があったうち、200の組合の集計結果を公表しました。
それによりますと定期昇給とベースアップを合わせた平均賃上げ額は1万6587円と前の年を1617円上回りました。
賃上げ率は5.09%とこちらも0.46ポイント上回り、総額・率ともに2007年以降最も高くなっています。
一方、中小企業は賃上げの原資になる価格転嫁で苦戦し、依然厳しい状況とみているほか、トランプ政権の関税政策が今後の賃上げに水を差しかねないとの懸念も示しています。