静岡県浜松市で小学生の列に軽トラックが突っ込み、4人が死傷した事故を受けて、警察や住民が4月21日に現場の状況を確認し、ガードレールの増設など再発防止策を話し合いました。
3月24日、浜松市中央区舘山寺町で軽トラックが小学生の自転車の列に突っ込み、女児(当時8)が死亡、姉(当時10)が一時意識不明となったほか、一緒にいた2人がケガをしました。
4月21日は警察や行政、住民など約30人が現場診断を行い、黙とうをしたあと道路状況を改めて確認しました。
すでに市によってスピードの注意喚起を促す看板を設置されていますが、参加者からは「道を広げて両側にガードレールを設置してほしい」といった意見が出されました。
舘山寺町自治会・柴山晃 会長:
事故が起きた側はガードレールが無いので保護ができないと思う。そういう面では(対策を)してもらいたいとお願いした。
浜松西警察署・堀内公明 交通課長:
とにかく「道路を安全にしてほしい」「ルールなども再考してほしい」と速度制限なども検討してほしいということだった。
警察と浜松市は安全性の向上と車道の確保を両立させる検討を重ねながら、路面表示や速度制限などまずできる取り組みを進めたいとしています。