4月23日の静岡県内は低気圧や前線の影響で広い範囲で本降りの雨となりました。はままつフラワーパークではゴールデンウィークに見頃を迎える花への影響が懸念されていました。
低気圧や前線の影響で県内は22日夜から雨が降り続き、稲取では1時間に25.5ミリの強い雨を観測しました。
遠足で訪れた中学生が散策していた浜松市中央区のはままつフラワーパークもあいにくの雨に。
落合健悟 記者:
こちらのバラを見てみますと雨の影響で少し下を向いている花も多くみられます。
雨に濡れたバラは花びらの間に雨水をため込み、その重みで首が垂れていたほか、見頃を迎えたフジの花も一部は落ちていました。
担当者によりますとバラとフジは毎年ゴールデンウィーク頃に最も美しく咲き誇るため心配をしていたものの、23日朝に確認した段階では大きな影響はなかったということです。
はままつフラワーパークパーク管理課
田中克明 課長:
わりとやさしい雨になってくれたので助かっています。花の色だけではなく香り、すごくいい香りがするのでぜひ楽しんでいただければと思います。
フラワーパークでは4月24日から夜間も開園しフジ棚のライトアップを行う予定で、連休中は昼と夜で違う表情の花を楽しむことができそうです。