“令和の朝鮮通信使”が感謝 日韓交流のため2007年から実施も今回で最後に 高齢化や物価高の影響

江戸時代、朝鮮からの外交使節団が歩いた足跡をたどる朝鮮通信使・友情ウォークのメンバーが、今回で最後のウォーキングとなる中、静岡県庁を訪問しました。

4月23日に平木省 副知事を表敬訪問したのは21世紀の朝鮮通信使友情ウォークに参加している日本と韓国のメンバー35人です。

朝鮮通信使は江戸時代の日本にあわせて12回派遣されていて、この友情ウォークは当時の足跡をたどり、日韓の市民の交流の場にしようと2007年から行われてきました。

しかし、高齢化や物価高の影響で今回が最後の開催になり、それぞれの代表がこれまでのウォーキングで歓迎を受けたことに感謝を述べていました。

日本隊・遠藤靖夫 隊長:
静岡でも歓迎を胸に幕引きしますが、県民のみなさまに感謝の気持ちを伝えていただきたいと思います

韓国隊・許南整 隊長:
残り200キロ、東京まで残っておりますが、静岡の方々の応援を受けて最後まで頑張って進んでいきたいと思っています

一行は4月30日に東京に到着する予定です。

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